大阪で初舞台挨拶「カメラを止めるな!」

2018.8.19 21:00

感無量の上田慎一郎監督(左)と濱津隆之(19日・大阪市内)

(写真2枚)

わずか2館での公開から、あまりの反響の大きさに今では全国150館に拡大した話題騒然の映画『カメラを止めるな!』。その大阪初の舞台挨拶が19日に大阪市内でおこなわれ、上田慎一郎監督をはじめ、濱津隆之、真魚、秋山ゆずき、竹原芳子、曽我正臣、合田純奈らキャストが登壇した。

びっしり埋まった客席を見渡した上田監督は、「こんなに大きなスクリーンで自分の映画が公開される日がくるなんて夢にも思っていなかったので、本当にうれしいです!」と感無量の一言。滋賀出身で、会場近くの大阪・日本橋に住んでいたこともあるといい、阪神が優勝した際には道頓堀に飛び込んだことも。「僕は野球のことが一切分からなかったので『よいしょー!』って言ってから飛び込みました」と、大阪時代を振り返った上田監督。

左から、曽我正臣、竹原芳子、秋山ゆずき、上田慎一郎監督、濱津隆之、真魚、合田純奈(19日・大阪市内)

「(以前)東京からトラックの荷台に乗ってきて、舞台に立って、またトラックの荷台に乗って帰ったので、今回初めて大阪の街を見ました」と話したのは、日暮隆之を演じた濱津。松本逢花を演じた秋山は、「アイドル時代はメンバーみんなで夜行バスでギュウギュウで来て。でも今回は新幹線で、ホテルも一人部屋!?車で移動!?みたいな。すべてが経験したことがないことばかり!」と話し、普段は福岡で会社員をしている栗原綾奈役の合田は、「出身は大阪なので、こんなことになって感極まる思いです」と語るなど、スタッフ・出演者一同、大阪の熱気と反響の大きさに驚くばかりだった。

取材・文・写真/上地智

映画『カメラを止めるな!』

監督:上田慎一郎
出演:濱津隆之、真魚、しゅはまはるみ、長屋和彰、細井学
配給:アスミック・エース=ENBUゼミナール

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