京都府北部、豪雨からの復活アピール

2018.8.8 15:00

北部7市町の観光協会や、ご当地キャラが「海の京都! 来てやー」とアピール

(写真4枚)

7月に発生した西日本豪雨で被害を受けた京都府北部5市2町が8月8日に、復興をJR大阪駅構内でアピール。丹後きものクイーンの大道琴子さん、ご当地キャラらが観光地の魅力を伝えた。

京都府北部の宮津市、京丹後市、伊根町、与謝野町、福知山市、舞鶴市、綾部市で構成される「京都府北部地域連携都市圏振興社(通称:海の京都DMO)」。2016年以来、連携して観光キャンペーンやサービスなどを展開しており、今回は鉄道の通行止めや運休のため京阪神から遮断されていた電車や車のアクセスが復活したのを踏まえて、『「旅して応援!」もうひとつの京都・夏の観光キャンペーン』と題し、イベントを開催した。

「海の京都DMO」の野間雅彦さんは被害状況について、「住宅は200棟、工場や旅館の商工関係249件が被害を受け、宿泊のキャンセルが非常に多く発生しました。観光案内所の件数でいうと去年の7月に比べて15%減。6月は20%増だったため、本来ならば増えているはずが落ちているので、例年より低くなる可能性があると思います」と不安を吐露しつつも、「今はほぼ平常通りとなっており、景色や夏のイベントなどの魅力を満喫していただけることをみなさまに知っていただければ」と力説。

丹後きものクイーンの大道さんが笑顔で魅力をアピール
丹後きものクイーンの大道さんが笑顔で魅力をアピール

丹後きものクイーンの大道さんは「京丹後の魅力のひとつは桃、ブドウ、ナシなどのフルーツ。今年は、オリジナルドリンクやスムージーが楽しめるイベント『京丹後フルーツトレイル』を初めて開催しております。海、山、温泉、宿も充実している京丹後市にお越しください」と笑顔でコメントした。

イベントでは、2020年に大河ドラマ『麒麟がくる』の主人公・明智光秀をモデルとした福知山市イメージキャラクターの光秀くん、伊根町のふなやん、綾部市のまゆぴー、宮津市のガラシャちゃんらが通行人と記念撮影などをおこない、オリジナルうちわを配布した。

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