大阪市の阿倍野・天王寺地区で、子どもたちによるお仕事体験イベント『あべの・こども博覧会』が８月１日から開催。「あべのハルカス近鉄本店」で出発式が同日おこなわれた。

同百貨店に加え「あべのハルカス」の各施設、「天王寺動物園」、周辺の商業施設を舞台に、約８００名（内１５０名は当日に受け付け）の子どもたちが参加する同イベントは、今年で５回目。エレベーターガール、ホテルスタッフ、配達員など約２４種の仕事があり、せり体験、店内放送、ロフト販売員、ジュンク堂の書店員が新たに加わっている。

出発式では制服に身を包んだ１９名の子どもたち。緊張した面持ちながらも、気合いを入れて「エイエイオー」と叫んでそれぞれの職場へと向かった。はばらたからちゃん（９歳）は「仕事が楽しみ？」と問われると元気良く頷き、親子で大行列ができている『チームラボ　学ぶ！未来の遊園地』を開催中の「あべのハルカス美術館」へ。スタッフに挨拶した後、緊張しながらも笑顔でチケットの半券を切り取って約１時間働いた。

仕事をした子どもたちは「あべのハルカス近鉄本店」で開催中の『あべの☆こども博覧会』で利用できる仮想通貨「アベノ」が報酬として渡されるとのこと。８月７日まで開催されており、子どもたちが制服姿で働いていたら温かい目で応援を。当日受け付けのお仕事体験は公式サイトにて発表。