本当に住みよい街大賞、関西1位は尼崎

2018.7.11 05:00

『本当に住みやすい街』選定委員長の櫻井幸雄さん(左)と選定委員の田中和彦さん(10日・大阪市内)

(写真4枚)

住宅ローン専門金融機関「ARUHI」(代表:浜田宏)による『本当に住みやすい街大賞 2018 in 関西』発表会が10日、大阪市内でおこなわれ、住宅専門家が厳選したトップ10が明らかになった。

堂々の1位に輝いたのは、JR神戸線の「尼崎」。選定委員長の櫻井幸雄さんは、「東京では都市部に近い工場エリアが見直され、開発されている。工場跡地は区画が大きく、道路もまっすぐなんで、商業施設やマンションも大きいのが作りやすく、住宅エリアの転用がしやすい」と、尼崎が1位となった理由を説明。

また、選定委員の田中和彦さんも「尼崎って、イメージで損してる部分が多いですが、大阪から新快速で5分。東京でいえば、品川や上野あたりのポテンシャルのある場所。駅から歩いて10分ほどのファミリータイプのマンションが2000万円前半で買える」と、コスト面でも魅力があると語った。

尼崎市都市整備局住宅政策部長・樋上喜宏さんには、安田美沙子より1位のトロフィーが進呈された(10日・大阪市内)

そのほかの順位は、2位は大阪メトロ「本町」、3位はJR「二条」、4位は神戸市営地下鉄「学園都市」、5位は阪急「伊丹」、6位はJR「桂川」、7位は阪神「元町」、8位は京阪「香里園」、9位は阪急「山田」、10位は大阪メトロ「緑橋」。ランキングは、大阪、京都、兵庫の2府1県から、住環境や交通利便、教育環境、コストパフォーマンス、そして発展性を基準に、選定委員会の審査によって決定した。

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