女優、そしてミュージシャンと多方面で活躍する創作あーちすと「のん」が、絵描きとして個展『「のん」ひとり展 ー女の子は牙をむくー』を、「梅田ロフト」（大阪市北区）で開催。９日にはのんが来場し、作品、そして大阪について話した。

会場には、「女の子は牙をむく」というテーマをもとに描き下ろした絵画、立体物、インスタレーションを中心に、スケッチ、自作の衣裳などさまざまなアート作品を展示。４月におこなわれた東京会場からパワーアップし、全２００弱の作品のうち、大阪初登場は４０点にのぼる。のんは「女の子の絵を描き足しました。色鮮やかだったり、光って見えたりするのが大阪のイメージだったので、今まで使ったことのない画材を使ってみたり、いろいろ挑戦して描いてみました」と、解説。

女の子の持つ凶暴さや無鉄砲なパワーが好きという思いから付けられたこのテーマ。自身が最近牙をむいたことを聞かれると、「私、細かくいろいろむくんですよね。スタッフさんと話をしてて、スマホに夢中になって話してくれなくなったりすると、ちょっと軽く殴ったりとかしますね（笑）」と照れ笑い。最後に、「いろんな人に見てもらえたらいいなと思っていたので、大阪でも個展ができてすごくうれしいです。みんなが自由に牙をむいて、パワーを放出できるような刺激を与えられたら」と、コメントした。

Ｔシャツやトートバッグ、マグカップなど展覧会オリジナルグッズも充実。缶バッジのガチャガチャは大阪限定デザインが５種登場する。期間は６月２６日まで。