髑髏城の七人シリーズ大千秋楽、全国上映

2018.5.12 08:00

遊女となった極楽太夫を演じる天海祐希 (C)2018『修羅天魔~髑髏城の七人 Season極』TBS・ヴィレッヂ・劇団☆新感線 写真/田中亜紀

(写真2枚)

劇団☆新感線による天海祐希主演の舞台『修羅天魔~髑髏城の七人 Season極』。特殊な円形劇場「IHIステージアラウンド東京」(東京都江東区)で上演中となる同作の千秋楽公演(5月31日)が、全国の映画館でライブビューイングされる。

昨年4月から、シーズンごとに脚本・演出・キャストを入れ替えて上演してきた『髑髏城の七人』シリーズ。その最後を飾る本作は、これまでメインキャストだった捨之介と蘭兵衛が登場しない、いわばもうひとつの『髑髏城の七人』だ。本編を観た人なら「あのシーンがこんな風に!」と驚かされ、またオリジナルを知らずとも、サプライズ連続の物語を無心で楽しめるはずだ。

主演の天海は、織田信長お抱えの狙撃手で、本能寺の変の後は遊女となった極楽太夫役。徳川家康(山本亨)から、関東の地で暴虐の限りを尽くす天魔王(古田新太)の暗殺を依頼されるが、逆に天魔王から信長の死の思わぬ真相を告げられ・・・。強さと美しさを兼ね備えた極楽太夫がハマり役の天海と、カリスマ的な悪党ぶりがたまらなく魅力的な古田の重厚なバトルは、ぜひ目にとどめておきたい。

舞台『修羅天魔~髑髏城の七人 Season極』大千秋楽ライブビューイングのビジュアルイメージ
舞台『修羅天魔~髑髏城の七人 Season極』大千秋楽ライブビューイングのビジュアルイメージ

映像メディアならではのクローズアップやカット割の楽しさを味わえるのが、ライブビューイングの特徴。特に今回は、4月に続く2度目の開催とあって、クオリティアップも期待できる。会場は全国約84館、関西は「TOHOシネマズ梅田」ほか15館で上映予定。チケットは4500円、24日に発売される。

文/吉永美和子

『修羅天魔~髑髏城の七人 Season極』

日時:2018年5月31日(木)・14:00〜
会場:全国約84館(予定)
料金:4500円(全席指定)

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