デビュー４５周年を記念したベストアルバム『ユーミンからの、恋のうた。』をリリースした、ユーミンこと歌手の松任谷由実と、「神戸北野ホテル」（神戸市中央区）がコラボ。アルバムをモチーフとしたスペシャルランチ・ディナーが、アルバム発売日の４月１１日から提供される。

ユーミンと同ホテルの総支配人・総料理長である山口浩氏は、ホテル創業前から交流があり、ツアーなどで神戸を訪れた際には度々立ち寄るなど、ユーミンにとってお気に入りの場所。２０１２年にリリースされたシングル『恋をリリース』の際にもスペシャルランチ企画を実施し、ファンに好評だったことから今回再び開催されることに。

ダイニング「イグレック」では、１曲１曲にさまざまな思い出が散りばめられたアルバムの世界観を、パティシエが１５種類のスイーツで表現したデザートプレートがメインのランチを提供。いちごミルフィーユなど一口サイズのスイーツと花びら（エディブルフラワー）が添えられ、とても華やか。前菜３種、同ホテルで支持が高い自家製ローストビーフとともにコースでいただける（３９００円）。

また、フレンチレストラン「アッシュ」では、ユーミンが神戸の公演でよく歌うご当地ソング『タワーサイドメモリー』にちなんだスペシャルディナーを。訪れたときにユーミンが気に入ったという「グルヌイユのパン粉付け焼き」（カエルの料理）や、明石産鯛マリネと蕪のサラダ仕立て、神戸高見牛のローストなど、兵庫・神戸の食材を中心にした地産地消コースを堪能できる（１３４２４円）。

会場にはユーミンの楽曲がＢＧＭとして流れており、「ユーミンさんの音楽を、目や舌など五感で味わってほしい」と、広報担当者。ほか「イグレック」ではベストアルバムのテーマにちなんだ３種のオリジナルカクテルもコラボコースター付きで登場。１２年ぶりとなるアリーナツアー（関西は大阪・神戸）を前に、ファンならぜひとも訪れたい。