フルーツをテーマにしたカフェ＆ダイニング「HARVEST DAYS（ハーベストデイズ）」が、京都の四条烏丸に３月２０日オープン。スイーツはもちろん、食事としてフルーツが楽しめるメニューも展開する。

同店を営むのは、福岡で辛子明太子の製造・販売を行う「やまやグループ」。実は「果樹蔵」（かじゅくら）というブランド名で、九州産フルーツの販売や卸しを手掛けており、福岡ではあまおうの栽培も。そのため、フルーツの魅力をさらに伝えるために新業態を立ち上げたという。

トリプルクリームを使ったフルーツサンド１２００円をはじめ、フルーツパフェ、スムージーなどのカフェメニューも豊富だが、注目メニューはフード系。パイナップルをソーセージとチーズと合わせたマフィンサンド、マンゴーとヨーグルトソースをかけたフレンチフライ、季節のフルーツ４種を煮込み甘味を引きだしたスパイシーチキンカレーなど、さまざまなフルーツが変幻自在に姿をかえて登場する。

「フルーツパーラーやデザートサロンではなく、しっかり食事ができ、お酒を楽しめる店にしたい」と担当者が説明する通り、サワーやジントニックなど、フルーツを使ったアルコール類も豊富にそろい、めんたいフルーツバターのクロスティーニといったお酒に合うアテも展開。甘党も左党も食いしん坊も満足できるラインアップとなっている。

取材・文／天野準子