ココリコ田中「僕は何も考えてない」

2018.3.22 07:00
(写真4枚)

「僕は何も考えてないだけ」(田中直樹)

──本作では、超能力師事務所の所長でクールな印象が強い増山圭太郎役ですが、演じてみていかがでしたか?

大変だったですよ。能力もみんなは2級(認定試験で等級が決まる設定)ですけども、増山さんは1級。1級になると持つ能力が違ってくるので、今後の展開だったりいろいろ先読みしていたりするし。どこまでお芝居として「はいはい、この先わかってますよ」ってやるのかとか、監督さんと最初の頃に話したのは覚えてますね。この人どこまでわかってるんやろ、とギリギリの感じを出せたら良いねと。

──演じる上で気にしたことはありますか?

どーんと構えるって事なんですけど。たとえば、みんなが走ってても、増山さんはゆっくり落ち着いて行動していましたね。そういうところで差が出たらいいなと思いましたし、「なぜ走らないんだろう、この先の展開がわかってる?」と想像していただければいいなと。

──普段の田中さんは同じくクールなイメージがあるのですが、似ているところは感じないですか?

全然違いますよ。僕は何も考えてないだけです。増山さんはいろんなことを考えてのことで、誰よりも所員のことを考え、そこを決して表に出さないというか。最終的に受け止めてくれるのが所長であるっていう立場を大事に演じてましたね。

周りから「増山さんはめちゃくちゃモテますから」と聞かされ、かなり期待していたという田中
周りから「増山さんはめちゃくちゃモテますから」と聞かされ、かなり期待していたという田中

──映画はドラマのスピンオフで、副題『激情版は恋の味』にもあるとおり、浅香航大さん演じる若手超能力師・高原篤志を巡る恋バナが中心です。一方でドラマでは不明瞭だった増山さんと所員の悦子さん(中村ゆり)の関係ってどうなんですか?

ドラマに入る前にいろんな人から、「増山さんはめちゃくちゃモテますから、覚悟してくださいね」って言われてたんですけど、ずっと思ってくれてるのは悦子さんだけ(笑)。今となっては、彼女の思いがありがたいですね。けど、増山さんはどう思ってるんですかね・・・。んー。篤志やほかのメンバーに抱くような、所長としてのスタンスみたいなものかなと思いますね。原作ではもうちょい関係性が進んでるんですが、ドラマでは描かれてないので、たぶん理解者としては受け止めてあげるけど、それより先の恋愛感情にはつながっていかないのかな。

全員事務所のスタッフ役で、後方左からルウト、柄本時生、浅香航大、中村ゆり、平田敦子 ©『増山超能力師事務所 ~激情版は恋の味~ 』製作委員会
全員事務所のスタッフ役で、後方左からルウト、柄本時生、浅香航大、中村ゆり、平田敦子 ©『増山超能力師事務所 ~激情版は恋の味~ 』製作委員会

──悦子さんに対してもですが、頻繁につぶやくセリフ「めんどくさいな」は、心の声が漏れてるんでしょうか?

口癖ですね、あれは。でも、周りに聞かれるように言ってる部分もあると思うので、ちょっと格好つけてるんじゃないですか(笑)。でも、大変であればあるほど、増山さんは「めんどくさいな」を言ってるので、その状況をある意味楽しんでるのかな。仕事に対してもそうだし、悦子さんとの関係に関しても。まあ、めんどくさくても最終的には必ずやる人ですね。

映画『増山超能力師事務所〜激情版は恋の味〜』

2018年3月31日(土)公開
監督:久万真路
出演:田中直樹、浅香航大、中村ゆり、柄本時生、平田敦子、ルウト、ほか
配給:KATSU-do
大阪ステーションシティシネマほかで上映

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