宝塚歌劇では異色、月組公演の2本立て
2018.2.2 11:00

「宝塚大劇場」(兵庫県宝塚市)で2月9日に開幕する月組公演。今回は宝塚歌劇でも異色な、製薬会社に勤めるサラリーマンが主役のミュージカル『カンパニー -努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』と、ストーリー仕立てのショー『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』という2本立てだ。

「カンパニー」イメージ。青柳誠二(珠城りょう)と、バレリーナ・高崎美波(愛希れいか)との意外な出会いにも注目
「カンパニー」イメージ。青柳誠二(珠城りょう)と、バレリーナ・高崎美波(愛希れいか)との意外な出会いにも注目画像一覧

宝塚歌劇のトップスターには、美しい男爵や強い剣士など、見るからに理想的な男性像が多いが、今回珠城りょうが演じるのは、会社でも目立たない存在の青年サラリーマンで、バレエ団に出向を命じられる青柳誠二だ。

決して派手な役どころではないが、原作となる伊吹有喜の小説『カンパニー』を読めば納得。誠実な青柳は、仲間たちと懸命にバレエ公演をバックアップする、行動力のある男性で、実直さと包容力を備えた珠城が演じれば、等身大のファンタジーになるはず。さらに劇中には異ジャンルのダンサーが競演するバレエ『新解釈版・白鳥の湖』など、魅力的な見せ場も多い。

一方、ショー『BADDY』は、1人1役で全編を通し、その役を歌やダンスで魅せる舞台。通常は組や出演者の多面性を見せる意味でも、宝塚ではバラエティ形式のショーが多く、芝居仕立ての今作は珍しいスタイルだ。悪が鎮圧されたピースフルプラネット「地球」に、大悪党バッディ(珠城)が月から乗り込むという破天荒なショーを、個性と芝居心が武器の月組生たちが、大いに楽しませてくれるだろう。

文/小野寺亜紀

月組大劇場公演

ミュージカル・プレイ『カンパニー -努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-』
ショー・テント・タカラヅカ『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』

日程:2018年2月9日(金)~3月12日(月)
会場:宝塚大劇場(兵庫県宝塚市栄町1-1-57)
料金:SS席12000円、S席8300円、A席5500円、B席3500円
電話:0570-00-5100(宝塚歌劇インフォメーションセンター)
URL:https://kageki.hankyu.co.jp

  
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