大阪国際空港、49年目の全面大改修

2018.1.30 20:00

「全てにおいて待たせない」とリニューアルの概要を説明する北山常務

(写真3枚)

現在、49年ぶりとなる大規模なターミナル改修工事をおこなっている「大阪国際空港」(伊丹空港)。2020年のグランドオープンに先がけて、空港の中央エリアが4月18日に先行オープンする。

現在の旅客ターミナルビルが竣工したのが1969年。これまでも細かな改修は随時おこなってきたが、全館通しての工事は49年目にして初めてだ。同空港を運営する関西エアポートの北山博常務執行役員は、「ストレスを感じることなく飛行機に乗れるというお客さんの利便性、これが一番。それにプラスしたさまざまなサービスをご提供したい」と話す。

南北に分かれていた手荷物受取所が中央の広いスペースに統合。採光を考慮した明るいスペースに
南北に分かれていた手荷物受取所が中央の広いスペースに統合。採光を考慮した明るいスペースに

最大の改修点は、これまで南北1階に2カ所あった到着口を中央2階に1本化。北山さんは、「到着された方は急がれている。到着口から100m以内で(モノレールや高速バスなど)全てにアクセスができるよう設計されています」と説明する。

そのほか、展望デッキのある屋上エリアが1.5倍に拡大。また中央の商業エリアでは、新規26店を含む30店舗がテナント出店を予定している。

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