ロールプレイングゲーム『ファイナルファンタジー』の世界観を体感できるアトラクション『ファイナルファンタジー ＸＲライド』が、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」（大阪市此花区）に、１月19日から期間限定で登場する。

今年30周年をむかえ、累計１億3500万本以上の出荷・ダウンロード販売を達成するなど世界中で絶大な支持を集める同シリーズ。今回は、繊細かつ妖艶、壮大な映像美を生み出した「スクウェア・エニックス社」の映像部門と、同パークがタッグを組み実現した。

ＶＲ（ヴァーチャル・リアリティ）メガネを装着し、シリーズのマスコットキャラクター・モーグリとともに飛空艇に乗り込んで、さまざまなシリーズの世界をワープするこのアトラクション。上下左右360度見渡す限り忠実に再現された『ファイナルファンタジー』の世界のなかを猛スピードで駆け巡りながら、セフィロスとクラウドの因縁の対決シーンを間近で観たり、サボテンダーなど人気モンスターとの遭遇、チョコボとの並走などを体験できる。

本シリーズのイメージイラストを30年間手がけ、このライドのロゴイラストも担当した天野喜孝氏は、ひと足早く体験。「ファンタジーの世界って現実にないわけだから、それをどう体験できるのかなと思いましたが、気持ち良かったです。時間的には短いんですけども、なんだか旅をしたような感じがしました。ぜひファンタジーの体験を頭の中ではなく、身をもって体験してください」と、太鼓判を押した。パークではオリジナルグッズも多数発売されており、なかでも人気キャラクター・チョコボの声が搭載されている「チョコボ・ポップコーンバケツ」（3480円）は多くのファンがゲットしていた。期間は６月24日まで。