太陽の塔の内部公開、1月から受付開始

2017.12.14 18:00

高さ3m、全長11mの「地底の太陽」(プロローグ展示の完成イメージ/写真提供:大阪府)

(写真4枚)

芸術家・岡本太郎の代表作として名高い「太陽の塔」(大阪府吹田市)内部が、来年3月19日から一般公開。1970年に開催された『日本万国博覧会』以来の48年ぶりとなる。

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公開希望の声を受け、昨年10月末より耐震・修復工事がおこなわれている「太陽の塔」。内部の主役は、「生命のエネルギー」を表したうねるように立つ高さ41メートルの「生命の樹」で、単細胞から人類までの進化の過程をたどる292体の生物模型のうち、183体が復元・修復され、当時の姿で再生される。また、音響や照明によるドラマチックな空間が再現され、岡本太郎の芸術を体感できるミュージアムのようになる。

1本の木に、アメーバ、魚類、爬虫類、哺乳類などが時代ごとに取りつけられる「生命の樹」(塔内展示完成イメージ/写真提供:大阪府)

さらに今回、行方がわからなくなっている地下に展示されていた「地底の太陽」も復元。塔の頂部の「黄金の顔」、正面の「太陽の顔」、背面の「黒い太陽」と合わせて、「太陽の塔」の4つの顔がそろう。

入館は予約制で、2018年3月19日から5月18日までの見学分を1月19日・10時から受け付ける(インターネット、先着順)。以降、1日ごとに受付。料金は大人700円、小中学生300円(別途万博記念公園自然文化園入園料)

文/太田浩子

「太陽の塔」

2018年3月19日(月)から内部公開
住所:万博記念公園(吹田市千里万博公園1-1)
料金:大人700円、小中学生300円(万博記念公園自然文化園入園料大人250円、小中学生70円別途要)

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