10月25日から「大丸ミュージアム＜梅田＞」（大阪市北区）で、よしもとのボケ担当芸人によるアート展覧会『なにわボケの会合同展』が開催。それに先駆けて24日、作品を出展するシャンプーハットこいでや笑い飯西田らが会場に登場し、自身の作品について解説した。

関西出身のボケ担当の芸人が所属し、過去には自主的に個展を開催するなど活動してきた「なにわボケの会」。今回、普段はアートの世界とは無縁な西田が、こいでに誘われて初めて作品を製作した。「展覧会をやるからなんか出してと言われて、なんでも良いって言われたんで作ったんですけど。今ここにきて、入場料もとるんだ～と思って。やばいな〜って思ってます」と言いながら、粛々と作品を披露。

厳重なガラスケースに入れられた作品に「猫の（口元を指さし）ここですね。ヒゲが生えてるぷっくりしたとこ。今まで１回も、ここだけを作ったことはないです。おもにダイソーでできてます。純100%ダイソーです」と話し、「猫好きなんですけど、アレルギーがあって飼えないので片思いなんです。で、特に好きな部分を作ろうと思って。ふわふわしたもの同士をくっつけるのがどうしたらいいかわからないので、クロスバー直撃の前野くんに相談しました」と、苦労した点について説明した。

発起人のシャンプーハットこいでは「千鳥の大悟の作品もすごかったですよ。西田もですけど、頭おかしいやつの発想ですし、やっぱり芸術性が高いですね。このアート展をきっかけにはばたいていくボケ芸人がいると思いますので、注目してみてください」と話した。入場料は500円（未就学児は無料）で、期間は10月30日まで。期間中は出展タレントが会場に登場し、さまざまなワークショップをおこなう予定。