外濠をスイム、大阪城でトライアスロン

2017.6.26 22:10

通常、スタート時だけの観戦になりがちなトライアスロンだが、大阪城の外濠なら終始観戦が楽しめるように(25日・大阪城公園)

(写真4枚)

大阪城の外濠を泳ぐ『大阪城トライアスロン2017/NTT ASTCトライアスロンアジアカップ(2017/大阪城)』が6月25日、「大阪城公園」(大阪市中央区)で開催。悪天候にもかかわらず、大盛況に幕を閉じた。

トライアスロンは、スイム(水泳)、バイク(自転車)、ランを合わせたレース。本大会はもともと、大阪の舞洲で開催されていた『2016舞洲トライアスロン大阪大会』と『NTT ASTCトライアスロンアジアカップ』で、今年から大阪城に会場を移した。

国の重要文化財であり、世界各国から多くの観光客が訪れる大阪城の東外濠で、国際トライアスロン協会認定の大会がおこなわれることは初めて。開催前より大きな話題となり、当日は雨のなか多くの観戦者がスタート地点の東外堀に集まり、選手たちに声援を送った。

世界初となるお濠のスイム会場に入水する選手たち(25日・大阪城公園)

男子エリートで1位となったタマーシュ・トート選手。「とても素晴らしいコース環境だった。僕は波が少なく平坦なコースが得意。特にスイムはたくさんの観客の声援が聞こえとても幸せだった。レースが終わったので、これから大阪城観光しようと思う」と笑顔。

中央がエリート男子1位のタマーシュ・トート選手(ハンガリー)とエリート女子1位のニコル・バンデルカイ選手(ニュージーランド)

初回開催は土砂降りになったり、曇り空になったりを繰り返したが、大会関係者は本大会が成功に終わり大きな手ごたえを感じていた。来年も大阪城を舞台に開催される予定だという。

取材・文・写真/岡田由佳子

『大阪城トライアスロン2017/NTT ASTCトライアスロンアジアカップ(2017/大阪城)』

日時:2017年6月25日(日)
会場:大阪城公園

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