大阪万博の記憶を旧パビリオンで追体験

2017.3.16 08:00

三井グループパビリオン構想模型写真 画像提供:大阪府日本万国博覧会記念公園事務所

(写真5枚)

「万博記念公園」(大阪府吹田市)内にある「EXPO’70パビリオン」(旧・鉄鋼館)で、大阪万博の記録を追う展覧会『The Legacy of EXPO’70 建築の記憶−大阪万博の建築』が3月25日からおこなわれます。

高度経済成長の絶頂期である1970年に行われた『日本万国博覧会(大阪万博)』は、戦後日本の記念碑と言うべき一大イベントでした。77カ国4国際機関と国内外の企業によるパビリオンでは、最新の科学技術や各国の文化が紹介され、入場者数は約6400万人に上りました。21世紀の未来都市を予感させる会場で、多くの日本人が胸を震わせたのです。

お祭り広場模型写真 画像提供:大阪府日本万国博覧会記念公園事務所
お祭り広場模型写真 画像提供:大阪府日本万国博覧会記念公園事務所

同時に『大阪万博』は、建築の一大実験場でもありました。パビリオンにはエアドームや吊り構造といった新技術が積極的に導入され、従来の建築概念を転換するよう促したのです。本展では『大阪万博』のパビリオン建築を、設計図、記録写真、構想模型写真などの貴重な資料で振り返ります。また、約14年の歳月をかけて作られた真鍮製のエキスポタワー模型と、同タワーが解体されるまでを記録した写真225点も展覧。関連イベントとして記録映画の上映会もおこなわれるなど、充実した内容となっています。昭和の輝かしい記憶を追体験する絶好の機会と言えるでしょう。

文/小吹隆文(美術ライター)

『The Legacy of EXPO'70 建築の記憶−大阪万博の建築』

期間:2017年3月25日(土)〜7月4日(火)
時間:10:00〜17:00 ※入館は16:30まで 水曜休(4/1〜5/7は無休)
会場:EXPO'70パビリオン(吹田市千里万博公園10-10 自然文化園内)
料金:一般400円、中学生以下無料 ※自然文化園入園料が別途必要。常設展入場券200円を同時に購入の場合は100円割引
電話:06-6877-4737

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