神戸新開地に演芸場、来年7月オープン
2017.3.14 13:00

新開地まちづくりNPOと上方落語協会、神戸市、兵庫県が13日、神戸市兵庫区の新開地に「(仮称)神戸新開地演芸場」を開設することを発表。4者による基本協定が締結されたことをうけ、「天満天神繁昌亭」(大阪市北区)に続く上方落語の定席が神戸に誕生することになる。

建設予定地の看板前に立つ高理事長(左)と文枝会長ら(13日、神戸市兵庫区)
建設予定地の看板前に立つ高理事長(左)と文枝会長ら(13日、神戸市兵庫区)画像一覧

そもそもは3年前。「第2の繁昌亭を」という同協会・桂文枝会長の発言を、新聞で見た新開地商店街の若者が「かつて演芸で栄えた新開地にぜひ」と会長に手紙を書いたのが発端。神戸新開地では約40年ぶりの寄席小屋復活となり、同NPOの高四代(たか・よんだい)理事長は「新開地だけでなく神戸、兵庫の活性化につながればうれしい」と期待を寄せる。

「運命的な出会いをした」という文枝会長は「私は六代で『四代」さんと合わせて『十代』、『重大』な案件に力を合わせて取り組んでいきます。先頭に立って楽しい笑いのある新開地にしたい」と意欲を見せた。

会見時の桂文枝会長(13日、神戸市兵庫区)
会見時の桂文枝会長(13日、神戸市兵庫区)画像一覧

完成後は、事業主体の新開地まちづくりNPOが管理運営。上方落語協会は毎日の昼席への落語家派遣と、夜の貸館の利用促進を担う。文枝会長は「この10年で落語家が70人増えた。若手には新開地と繁昌亭との『掛け持ち』も経験してほしい」と語っている。

総事業費は約2億円で、国の補助に加えて県と市が支出。駅から2分の新開地商店街に面した約500平米の敷地に建設され、2階建て・客席数約200席を予定。今年6月末に着工し、来年春に完成、7月の開場をめざす。なお、この演芸場の施設名称を広く募集しており、応募は郵送・FAX・メールで(5月31日必着)。

取材・文・写真/やまだりよこ

「(仮称)神戸新開地演芸場」

電話:078-576-1218
FAX:078-576-1219
メール:info@shinkaichi.or.jp
名称受付:新開地まちづくりNPO内 神戸新開地演芸場建設準備会 演芸場名称募集係

  
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