『ウォーターボーイズ』、『スウィングガールズ』などを手掛け、最新作『サバイバルファミリー』が現在公開中の映画監督・矢口史靖と、名脇役として活躍する傍ら、映画監督、脚本家としても知られる鈴木卓爾が、「ロフトプラスワンウエスト」（大阪市中央区）にてオールナイトイベントを開催する。

このイベントは、１シーン１カットによる１話完結の短編映画作品集、『ONE PIECE』のDVD-BOXとDVD４巻の発売を記念したもの。『ONE PIECE』とは、1994年から矢口と鈴木の２人が作り始めた超低予算・超省力映画で、置かれたままのビデオカメラが撮らえた一片「ワンピース」の四角い世界でドラマを描くという、挑戦的な作品だ。カメラワーク（パン、 ズーム、ティルト、フォロー、移動、手持ちなど）は一切なし、もちろん編集もアフレコもなしだ。

2001年以降の作品がパッケージかされるのは今回が初。それだけに、15年以上の『ONE PIECE』遍歴が２人の希少なトークから明らかになるはずだ。イベントは２月24日・深夜０時半からオールナイトで開催。料金は前売2000円、当日2500円（IDチェックあり・18歳未満入場不可）。