乳酸菌や発酵食がブームの今、｢京つけもの西利」（京都市下京区）が、新ブランド『発酵生活』をスタート。髙島屋京都店に２月８日、１号店を出店する。自社の漬物に使われているラブレ乳酸菌は免疫力を高める効果が高く、店舗では、ラブレ乳酸菌を活用した惣菜や調味料を展開する予定。

商品は、乳酸菌ラブレ調味料、新感覚の精進デリ・サラダ、ドライフルーツ＆ベジチップスの３本柱。乳酸菌ラブレ調味料は、第１弾として「かける・あえる」だけで簡単にラブレ乳酸菌を取り入れられるドレッシングを発売。

デリ・サラダでは、乳酸菌ラブレドレッシング付きのフレッシュサラダと、植物性食材だけで作った和食・フレンチ・台湾素食の精進デリが楽しめる。デリは、「プロジェクト発酵生活」に賛同したシェフと共同開発したメニューに注目。料理家・大原千鶴さんがおばんざい、料亭「木乃婦」（京都市中京区）主人・高橋拓児さんが和食、「リュミエール」（大阪市中央区）シェフ・唐渡泰さんがフレンチ、台湾精進 素食研究家・松永智美さんが台湾素食、と幅広いラインアップが期待できる。

ドライフルーツやベジチップスは、果物と野菜をラブレ乳酸菌で漬け込んで凍結乾燥させているのが特徴。果物や野菜の栄養素が損なわれにくく、ラブレ乳酸菌を生きたまま保存でき、凝縮された味と香りを楽しめる。

取材・文／天野準子