大阪で、ドイツ巨匠画家の展覧会
2017.1.25 8:00

15世紀後半から16世紀に起こったドイツ・ルネサンス(北方ルネサンスとも)を代表する画家の一人、ルカス・クラーナハ(1472〜1553年)。彼の画業を展観する日本初の大規模展が、1月28日より「国立国際美術館」(大阪市北区)で行われます。

ルカス・クラーナハ(父)《ホロフェルネスの首を持つユディト》 1525/30年頃 ウィーン美術史美術館 © KHM-Museumsverband/『クラーナハ展 500年後の誘惑』@国立国際美術館、1月28日より
ルカス・クラーナハ(父)《ホロフェルネスの首を持つユディト》 1525/30年頃 ウィーン美術史美術館 © KHM-Museumsverband/『クラーナハ展 500年後の誘惑』@国立国際美術館、1月28日より画像一覧

クラーナハは、神聖ローマ帝国の政治・文化の中心地だったザクセン公国の首都ヴィッテンベルクで、宮廷画家として活躍しました。彼は、大型の絵画工房を率いて数々の肖像画を手掛けたほか、神話や物語のヒロインを妖艶なエロティシズムと共に表現したことで大変な人気を博します。また、ヘビをモチーフにした署名を商標代わりとして自作のブランド化を図ったこと、マルティン・ルターと親交を結んで宗教改革をバックアップしたことでも知られています。

ルカス・クラーナハ(父)《泉のニンフ》 1537年以降 ワシントン・ナショナル・ギャラリー © Courtesy National Gallery of Art,washington/『クラーナハ展 500年後の誘惑』@国立国際美術館、1月28日より
ルカス・クラーナハ(父)《泉のニンフ》 1537年以降 ワシントン・ナショナル・ギャラリー © Courtesy National Gallery of Art,washington/『クラーナハ展 500年後の誘惑』@国立国際美術館、1月28日より画像一覧

本展では、同名の息子の作品も含めた約100点で、クラーナハの画業を展観します。先に行われた東京展が大きな話題となったことも記憶に新しく、関西でも大反響を巻き起こすのは間違いありません。

文/小吹隆文(美術ライター)

『クラーナハ展 500年後の誘惑』

期間:2017年1月28日(土)〜4月16日(日)
時間:10:00〜17:00(金曜〜19:00)※入場は閉館30分前まで
 月曜休 ※3/20開館、3/21休館
会場:国立国際美術館(大阪市北区中之島4-2-55)
料金:前売/一般1400円 大学生1000円 高校生500円 当日/一般1600円、大学生1200円、高校生600円 ※中学生以下無料
電話:06-4862-5777(事務局)
URL:http://www.tbs.co.jp/vienna2016/

  
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