素人もチャンス、まだ間に合うR-1出場

2016.12.24 06:00

『R-1ぐらんぷり2017』のポスタービジュアル

(写真3枚)

これまで、ほっしゃん。博多花丸、なだぎ武、じゅんいちダビッドソンらが頂点に輝いたピン芸日本一を決める『R-1ぐらんぷり』。その2017年大会の1回戦(大阪会場)が12月29日、大阪「なんばパークスホール」(大阪市浪速区)で開幕する。

『M-1グランプリ』の成功を受けて、翌2002年から開催されている『R-1ぐらんぷり』。だいたひかるが優勝した第1回の出場エントリーは約350人だったものの、昨年は約3800人と年を追うごとに激戦となっている。第3回大会以降からは、優勝賞金は500万円となり(それ以前は100万円)、さらに第11回大会からは副賞として、冠番組に出演する権利が与えられるなど、ブレイク前のピン芸人たちにとっては、是が非でも獲りたい大会となった。

副賞の冠番組ロケをイタリアでおこない、関空に帰国したじゅんいちダビッドソン(2015年)
副賞の冠番組ロケをイタリアでおこない、関空に帰国したじゅんいちダビッドソン(2015年)

そんな『R-1ぐらんぷり』だが、実は頂点を狙っているのは芸人だけではない。出場規制がないために、アマチュアも予選に多数参加。すでに発表されている1回戦出場予定者(大阪大会)には、「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」や「松竹芸能」のプロに交じって、約4分の1がアマチュアによるエントリーだ(東京大会にもアマチュアの名は見られるが、大阪大会の方が圧倒的に多い)。

エハラマサヒロらも参加した『R-1ぐらんぷり2017』やります会見(11月15日)
エハラマサヒロらも参加した『R-1ぐらんぷり2017』やります会見(11月15日)

プロだけでなく、アマチュアにとっても一発逆転するチャンスがある、それが『R-1ぐらんぷり』。2017年大会の予選は12月29日に始まるものの、エントリー締め切りは12月25日(消印有効)とまだ間に合う。審査基準は「とにかく面白いひとり芸」。我こそは、というアマチュアは一度チャレンジしてみては。

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