１９８０年にシャネルズ（のちにラッツ＆スターに改名）としてデビューし、今年ソロデビュー３９周年＆還暦というダブルアニバーサリーイヤーを迎えた鈴木雅之。それを記念したツアーが２０１７年４月１〜２日に「フェスティバルホール」（大阪市北区）で、９日に「神戸国際会館こくさいホール」（神戸市中央区）で開催される。

７月に発売されたアルバム『ｄｏｌｃｅ』には岡村靖幸、ＫＲＥＶＡ、久保田利伸、谷村新司、松任谷由美、玉置浩二、アンジェラ・アキ、松尾潔、横山剣（クレイジーケンバンド）、きたやまおさむ（ザ・フォーク・クルセダーズ）、川口大輔が楽曲を提供し、ＪＵＪＵがコーラス参加するなど、豪華面々が集結。それに伴うツアー（９〜１１月開催）も大盛況のうちに幕を閉じた。

そんな彼が３０周年記念に伴うツアーをふたたび開催。こちらは『半沢直樹』『ＨＥＲＯ』や三谷幸喜作品のドラマ音楽などを手掛ける服部隆之を指揮者に迎え、『イル・ポスティーノ』『ライフ・イズ・ビューティフル』のサウンドトラック演奏でも知られるローマを代表するオーケストラ、オーケストラ・ディ・ローマとのスペシャルライブとなる。『もう涙はいらない』『恋人』など珠玉のラブソングをこの夜だけのプレミアムなスタイルで楽しんで。

文／井口啓子