関西を遊ぶニュースサイト･Lmaga.jp

全日本大学アメリカンフットボール選手権大会の決勝戦となる『第71回 甲子園ボウル』が12月18日に「阪神甲子園球場」（兵庫県西宮市）で行われ、関西学院大学が早稲田大学との一戦を31対14で制した。２年ぶり28度目となる大学日本一の座を手にした関学大は、2017年１月３日に「東京ドーム」で開催されるアメリカンフットボールの日本一を決める『第70回 ライスボウル』に出場、社会人王者の富士通フロンティアーズと対戦する。

全日本大学アメリカンフットボール選手権大会の表彰式で優勝杯を掲げる関西学院大学の選手（18日、阪神甲子園球場）画像一覧

先制タッチダウンを決め、一度追いつかれるも２Ｑ以降は早大を突き放し、勝負を決めた関学大。同大の鳥内秀晃監督は、「学生たちがよく頑張ってくれて素直にうれしいです。先手を取れたのが大きかった。（早大は）やはりよく考えていて、我々も引っかかりましたけど、（選手が）最後まで頑張ってくれました。（ライスボウルに向けては）これからじっくりと考えて、日本一になれるように準備するだけ」とコメントした。

試合後お互いの健闘を讃え合う早大・松原主将と関学大・山岸主将画像一覧

なお、この試合のMVPには、先制TDランを決めるなどパス27回中16回成功、171ヤードの活躍でチームを勝利に導いた関学大のQB伊豆が選出された。また、敢闘賞には、３サックを記録した早大のLB加藤樹が選ばれた。