鼓童「賛否両論いろんなことをやった」
2016.12.12 22:00

世界49カ国で活動している太鼓芸能集団・鼓童が今年35周年を迎え、これまでの集大成とも言えるワン・アース・ツアー『螺旋』で国内を巡回している。12月17日・18日に「NHK大阪ホール」(大阪市中央区)で大阪公演をおこなう、メンバーの船橋裕一郎代表と坂本雅幸に話を聞いた。

ワン・アース・ツアー『螺旋』に臨む鼓童の船橋裕一郎代表と坂本雅幸(11月4日、大阪市)
ワン・アース・ツアー『螺旋』に臨む鼓童の船橋裕一郎代表と坂本雅幸(大阪市)画像一覧

2003年以降、歌舞伎俳優・坂東玉三郎の演出で、それまでの和太鼓グループが持つイメージを壊し、改革してきた鼓童。2012年から4年の任期で芸術監督も務めた玉三郎に対し、坂本は「自分の中の視野とか世界観を広げていただいた。賛否両論含めていろんなことをやることで、経験しないと見えなかったこと、考えなかったこと、感じなかったがある」と話し、演出を担う現在も玉三郎は鼓童の要となっている。

中心人物が不在となり、やむを得ず解散の形を取らざるをえない団体もあるが、船橋は「それは玉三郎さん自身も考えてくださっていて、『私はずっといるわけじゃないのよ。自分たちで考える力、作っていく力をつけていくようにしなさい』と。メンバーが変わらない良さってありますが、うちの場合は変わっていくことで鼓童ってグループが続いていくと思っている。また、そうであるように伝えていくべきことも考えて、育成も大事にしたい」と話す。

「玉三郎さんにさんざん言われ続けて、自分たちの耳が変わってきたからこそできるようになった楽曲も」と鼓童の2人
「玉三郎さんにさんざん言われ続けて、自分たちの耳が変わってきたからこそできるようになった楽曲も」と鼓童の2人画像一覧

「結果的に(前身のグループ)「佐渡の國 鬼太鼓座(おんでこざ)」時代からやっていた大太鼓の曲をやったり、玉三郎さんが芸術監督になられてから作られた曲、それからまったく新しい曲、その3つの要素が1つの作品に収まった。これまでを振り返っただけでなく、『螺旋』というタイトル通り、登っては繰り返す作品」と船橋が話す今回の公演。チケットはS席6000円、A席4000円、各プレイガイドで発売している。

ワン・アース・ツアー『螺旋』

演出:坂東玉三郎
日程:2016年12月17日(土)・18日(日)
会場:NHK大阪ホール(大阪市中央区大手前4-1-20)
料金:S席6000円、A席4000円
電話:06-6362-8122(ページ・ワン)
URL:http://www.kodo.or.jp/

  
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