琵琶湖舞台の日台映画に、田中麗奈ら

2016.12.2 14:30

写真上、左からワン・ポーチエ、田中麗奈、余貴美子。写真下、左から木村多江、藤井美菜、ジェイ・チャン監督

(写真1枚)

松竹撮影所が関西の観光旅客来訪促進と地域活性化を目的に製作する日本と台湾の合作映画『おもてなし(仮題)』。その主要キャストに、女優の田中麗奈、余貴美子、木村多江、藤井美菜らの出演が発表された。

このプロジェクトは、前大阪商工会議所会頭・故佐藤茂雄氏の企画を実現したもので、映画の舞台は滋賀・琵琶湖湖畔。夫が遺した旅館を守る母と娘の前に現れたのは、経営の傾く旅館を買収した台湾人の親子だった。彼らは、それぞれ断ち切れない過去へのわだかまりを抱きながら、旅館の再生をかけて、短期間の「おもてなし教室」で勉強。文化や性別、歴史背景の違いが作用し、彼らの人生が大転換する・・・という内容だ。今作でメガホンをとるのは、台北在住のジェイ・チャン監督。ユーミン×スタジオジブリのコラボ映像作品『ひこうき雲』(砂田麻美監督)でも撮影を担当している。

田中麗奈は、「ジェイ・チャン監督は、監督だけではなく、今回の脚本家、さらにキャメラマン、プロデューサーまでもやられていて本当にバイタリティー溢れる方だと思います。台湾と日本それぞれの俳優、スタッフチームが互いに、刺激をしあいながら協力し現場を作り上げていくことに、私も毎日ワクワクしています。日本最大の湖、琵琶湖。そして美しい紅葉を背景に、明月館でどたばたさせていただきます!」とコメント。撮影は関西と台湾で12月中旬までおこなわれ、2017年秋に日本、台湾、中国(インターネット配信)で公開される予定。

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