作者も感極まる時代劇ギャグ漫画再演

2016.8.19 19:00

舞台『磯部磯兵衛』で主役の磯兵衛役を演じる井上拓哉(左)とその母上役の中山義紘

(写真8枚)

江戸の武士道学校に通う主人公・磯部磯兵衛の何とも自堕落な日常が描かれている時代劇ギャグ漫画『磯部磯兵衛物語〜浮き世はつらいよ〜』(『週刊少年ジャンプ』連載中)。今春、大阪の劇団Patchが同作を初舞台化し、原作の再現性とバカバカしいほどに陽気なステージが話題となった舞台を、今秋早くも再演。主演の井上拓哉と中山義紘に話を聞いた。

あまりにもとりとめのない展開、数々の妄想シーンなど、再現不可能としか思えない原作を、バカバカしくもマジメに舞台化へ挑戦しているのが魅力の本公演。天井からぶら下がって息子の春画(エロ本)を取り上げる母上や、マッチョになった我が身を妄想する磯兵衛の変わり身など、原作ファンなら一度は目にしたシーンを舞台上でリアルに表現している。さらに終演後に行われるパフォーマンスも見もの。劇中終盤、上半身裸になる展開があるが、その状態でキャスト全員が踊る『筋肉ええじゃないか』は前回より拡大。ミニライブ『ISO LIVE』で再度登場する予定だ。

前回公演より。井上は「初演を超えるため、みんな鍛えてます。『筋肉ええじゃないか』って言うだけにね」と話す
前回公演より。井上は「初演を超えるため、みんな鍛えてます。『筋肉ええじゃないか』って言うだけにね」と話す

リピーターが続出するなど、大盛況に終わった初演。磯兵衛役の井上は、「普段はあまり舞台を見ないっていう友人から、『めちゃくちゃ素直に笑えた』と言ってもらえました」とその反響を実感。一方、強烈な存在感を放つ磯兵衛の母上を演じた中山は、「母性が芽生えた。これまで自分が一番目立ったろうと思っていたのが、井上が周りから褒められてるのを聞いてるだけで、うれしいんです。今までにない感情が沸いてきた」と自らの変化に驚いた。

膝枕で親子愛を確かめ合う2人
膝枕で親子愛を確かめ合う2人

舞台『磯部磯兵衛物語 ~浮世はつらいよ~ 天晴版』

原作:「磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~」仲間りょう(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
脚本・演出:末満健一
出演:井上拓哉、中山義紘、納谷健、村川勁剛、竹下健人、三好大貴、岩﨑真吾、吉本考志、鎮西寿々歌、川下大洋(Piper)、お〜い!久馬(ザ・プラン9)ほか

日程:2016年10月20日(木)〜25日(火)
会場:ABCホール(大阪市福島区福島1-1-30)
料金:一般6,500円、天晴シート8,500円、親子シート10,500円
電話:0570-200-888(キョードーインフォメーション)

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