北海道テレビ「水曜どうでしょう」のミスターこと鈴井貴之のプロジェクト「OOPARTS（オーパーツ）」による舞台『HAUNTED HOUSE（ホーンテッド ハウス）』が、２月26日から大阪市中央区の「シアターBRAVA!」で上演。「水曜どうでしょう」の大ファンを公言する渡辺いっけいや番組ディレクターの藤村忠寿、TEAM NACSリーダーの森崎博之などが出演し、テレビで培った笑いが随所にちりばめられている。

そもそも「OOPARTS」とは、鈴井が主宰で1990年に結成した劇団。旗揚げ後は北海道演劇シーンを賑わせ、1998年に解散。2010年に劇団ではなく、鈴井のソロプロジェクトとして活動を再開した。2014年に上演した前作『SHIP IN A BOTTLE』では、12台のシーソーが仕込まれた床で船上を表現するなど、舞台ならではの演出を楽しんだ鈴井。本作では斜めに張られたネットの上を役者が駆け回り、まるでトランポリンの上で芝居をするようだ。

舞台は、温泉街にあるお化け屋敷。フランケンシュタインやドラキュラ、お岩さんにろくろっ首など、お化けが運営するお化け屋敷の経営再建を描くコメディーだ。東京公演の前に渡辺が「高校の文化祭の時のことを思い出して、むちゃくちゃやってやれー！みたいな」とコメントしたほど、大阪でも笑いの絶えない舞台になるのは必至。大阪公演は２月26日〜28日。既に前売りは一部日程を除いて完売だが、当日券の販売が決まっている。詳細は公式サイト（http://ooparts-hokkaido.net/）にて。