ビリヤードとサッカーを融合した、フランス発祥のスポーツ「ビリッカー」が関西に初上陸。「スポタカ心斎橋 ビックステップ WEST店」（大阪市中央区）にて、日本ビリッカー協会主催の関西大会が２月21日に開催されました。

プレイヤーはタテ６.６メートル×ヨコ３.６メートルのビリッカー台に立ち、キューの代わりに足と頭だけで、フットサル用ボールをゴール（ポケット）に沈めていく新感覚スポーツです。別名「スヌークボール」とも呼ばれています。

参加者は小学生から大人まで幅広く、１チーム最大３人・計６チームでのリーグ戦が行われ、ルールは（１）～（９）のボールを順に落とすナインボール（制限時間８分）と、みんな慣れない球蹴りに悪戦苦闘。しかし奇跡的に（９）が入ったり、ミスキックが起こるたびに笑いとため息が交錯、終始和やかな大会となりました。

また、元フットサル日本代表 vs プロ・ビリヤード選手によるエキビジョンマッチも開催。フットサル選手によるアクロバティックな足技とプロ・ヒリヤード選手による頭脳戦が繰り広げられ、最後は両チームの技と知恵による共同作業なども飛び出し観客も拍手喝采。

サッカー技術とビリヤードの知識が両方必要なスポーツではありますが、年齢・性別問わず楽しめるとあって、今後も発展しそうです。関西での試合は先のようですが、サッカー・ビリヤードともに自信がある人は、次回はぜひエントリーしてみては。

取材・文・写真／宗久篤司