京都市、スタバとエコプロジェクト

2016.1.25 18:29

ファシリテーターはgreenz.jp元編集長の兼松佳宏さん。greenz.jpは、「ほしい未来」をつくるためのヒントを発信するウェブマガジン。アイデアとアイデアをつなげるイベントを各地で開催する

(写真4枚)

京都市とスターバックスがタッグを組み、エコアクションプロジェクト「YES, WE DO KYOTO!」の第1回ワークショップが1月16日に開催された。京都市は、京都議定書が発効した2005年2月16日を記念し2008年度から毎月16日を「DO YOU KYOTO?デー」(環境に良いことをする日)と定め、市民や事業者と一緒に公共交通の利用促進や省エネなど、環境にやさしい取り組みを推進している。スターバックスは、各店独自で地域に対してできることを企画実行していることで、このたび共同プロジェクトとなった。

市民レベルでのエコアクションをもっと広げるために立ち上げた、このプロジェクトは、昨年11月から12月にかけて参加者を募集。学生や会社員、NPO勤務者、主婦ら年齢層、職業が幅広い37グループ、130名から応募があり、みんなで楽しくできるエコアクションを考えて京都から世界に発信するため、合計3回のワークショップを開催する。

「Do You Kyoto?」は、「環境にいいことしていますか?」という意味で、世界で使われている、と京都議定書10周年記念のシンポジウムで、ドイツのメルケル首相が教えてくれたと。一澤信三郎帆布のエコバッグにも使われている。右が代表取締役社長の一澤信三郎さん
「DO YOU KYOTO ?」は、「環境にいいことしていますか?」という意味で、世界で使われている、と京都議定書10周年記念のシンポジウムで、ドイツのメルケル首相が教えてくれたと。一澤信三郎帆布のエコバッグにも使われている。右が代表取締役社長の一澤信三郎さん

1月16日に開催されたワークショップでは、一澤信三郎帆布の代表取締役社長・一澤信三郎さんが「京都人が考える京都らしさ」について語り、時間の流れは人の気分や景観により感じ方が違う。「ゆっくりさ」こそが京都だと思うと話した。また、「エコとは」「ライフスタイルとは」「京都らしいエコなライフスタイルとは」などについて、熱いディスカッションが行われた。

今後は2月、3月にワークショップが予定されており、具体的に何をやるかを決めて、実現に向けて参加者が準備をする。4月以降に、スターバックスの店舗を中心に実施されるので、興味のある人はチェックを。

撮影/衣笠名津美

『YES, WE DO KYOTO!』

京都市環境政策局 地球温暖化対策室 
075-222-4555(8:45〜17:30、平日のみ)

『YES, WE DO KYOTO!』

スターバックス コーヒー ジャパン株式会社 お客様相談室
03-5745-5890(10:00〜18:00、無休)

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