高級バターとして有名なエシレバターを使った、アフタヌーンティーセットが1月限定で「ホテル日航大阪」で提供。食通なら誰もが知っているバターとあって、初日の元旦からこのセットを目がけて訪れるお客もおり、好評を得ている。

「バター不足のなか、安定に供給されており、プレミアム感があるのがエシレバター。当ホテルで、1年前から食パンやロールパンで使っているのがきっかけです」と、ベーカリーシェフの髙野義弘さん。フランスのエシレ村で伝統製法を守って作り続け、飼育・製造・品質などの厳しい基準をクリアした商品にだけ与えられるA.O.C（原産地名称保護）認証を受けており、高級レストランやパティスリーなどで愛用されているバターだ。

フィナンシェ、マドレーヌ、ミニクロワッサン、ベイクドチーズケーキなど芳醇な香りとなめらかな口溶けを生かしたメニューを提供。「普段のバターよりもデリケートなので、どれぐらい溶かすか、どれぐらいの量を入れるのか･･･バターの風味が楽しめるように試行錯誤しました」と今回のスイーツを担当したペストリー担当の河合直樹さん。また食事系としてはキャビアのタルティーヌ、サーモンとアボカドのカクテルなど、濃厚なバターの口直しにぴったり。1日20セットのみ（予約不可）。