累計発行部数が2,100万部を超える人気マンガ「黒執事」。アニメやゲーム、舞台など様々な形で再現され、昨年水嶋ヒロ主演で実写版映画化されたことも記憶に新しい。その新作舞台『ミュージカル「黒執事」–地に燃えるリコリス2015-』が、11月7日より大阪「梅田芸術劇場」で開幕した。

原作は、19世紀後半のヴィクトリア朝時代のイギリスを舞台に、名門貴族の若き当主に仕える執事の物語。そのゴシックで華麗なヴィジュアルと、ミステリー、アクション、ギャグがふんだんに盛り込まれたエンターテインメント性の高いストーリーが好評で、初期人気エピソードを完全舞台化した前舞台公演は、連日満席の大盛況だった。

舞台化５作目となる本公演は切り裂きジャックを題材に、今作から執事セバスチャン・ミカエリスを演じる古川雄大をはじめ、福崎那由他、植原卓也、矢田悠祐、広瀬友祐など、若手の注目俳優たちがキャスティング。開幕にあたり古川は「僕も観客として見た時、このダークでゴシック、時にコミカルな世界観に引き込まれた様に、みなさまを、異次元に連れていける様、そのまま黒執事の世界を表現していきたいと思っております」と語った。