元タカラジェンヌ指導、堺少女歌劇団

2015.9.1 17:02

最前列の6人はバックの下級生の見本、始まりの挨拶も緊張する瞬間

(写真2枚)

大阪の堺東(さかいひがし)商店街で開催されたバルイベント『ガシバル』。その最終日となる8月29日、地元出身の少女たちで構成された「堺少女歌劇団」が、瓦町公園の舞台でステージ・パフォーマンスを熱演。小学校1年生から中学3年生まで、4回のステージで77人の美少女が心をひとつにして歌い、踊った。

「堺少女歌劇団」は、仙堂花歩、花城アリア、初花美咲ら、レッスン講師全員が宝塚歌劇出身という地元密着のプロジェクト。2014年に結成され、商店街のイベントなどにたびたび出演、地域に愛され親しまれている。今回のショーでは、マイクはあるもののほとんど生声で歌い、踊り、途中、息が上がりそうになりながらも懸命に見せる笑顔が印象的だ。

この日の前半は、小学生のみが出演。これまで先頭でリードしていた6年生や中学生のメンバーが不在で、最前列のメンバーにとって、大きなプレッシャーがかかる舞台となった。しかし、最前列の6人は「一列目は初めてなので、とても緊張した。でもお客さんの拍手や笑顔が見えたのでショーが楽しめたし、お客さんにも喜んでもらえてうれしかったです」と、屈託のない笑顔でショーを振り返った。

キャンペーンに参加したお姉さんメンバーたち
キャンペーンに参加したお姉さんメンバーたち

また、彼女たちは毎月一度、自転車マナーアップを盛り上げる自転車マナーアップガールズも務めている。商店街でのキャンペーン活動は大好評で、効果は絶大なんだとか。笑顔で地元を盛り上げる「堺少女歌劇団」。すでに『堺まつり』(10月18日)の出演も決定、今後の活動にも注目してみて。

取材・文・写真/岡田由佳子

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本