ウニ、骨、種⋯京都に博物館カフェ
2015.9.19 18:10

植物のタネや動物のホネ⋯魅惑的な「自然の造形美」を集めたユニークな企画展を開催してきた京都・二条の宿&雑貨店の「ウサギノネドコ」が、カフェを9月にオープン! まるで博物館のように標本や図鑑がディスプレイされたガラスのテーブルで食事が楽しめます。

博物館カフェ「ウサギノネドコ」
博物館カフェ「ウサギノネドコ」画像一覧

オーナーの吉村紘一さんは、2007年に植物をとじこめたキューブ「sola cube」を製作し、以来、プロダクトデザインや企画展など、さまざまなかたちで自然の造形美を伝えてきました。「自然のものは、木の実ひとつとっても美しいでしょう。なにかモノづくりがしたかったけど、自然のものの美しさを超えられそうになくて。すでにある動植物をどう見せるかを活動のテーマにしようと思ったんです」。

展示スペースの小窓からキッチンの様子がうかがえる
展示スペースの小窓からキッチンの様子がうかがえる画像一覧

ほんのりかわいい桜色、紫色のストライプ、グリーン、モノトーン⋯知られざるウニの世界にときめき、いつも見上げていたキリンのアタマの大きさを目の当たりにしたり。普段であれば、博物館でガラスケース越しでしか楽しめない品々を、間近で目にすることで自然の美しさを実感、しかも時間をかけて向き合うことができます。

メニューは展示物同様に素材本来を活かし、3種のチーズテリーヌと季節のフルーツ(写真、980円)など、果物やハーブ、ナッツなど、色や香りの組み合わせが新鮮です。店内中央にキッチンがあり、展示スペースの小窓から様子がのぞけるのも一興。日常と非日常を行ったり来たりするような、おもしろい感覚に。ほかでは出合えない、わざわざ足を運びたくなる場所が、またひとつ京都にできました。

取材・文/宮下亜紀

「ウサギノネドコ」

2015年9月14日オープン
住所:京都市中京区西ノ京南原町37
電話:075-366-6668
時間:11:00〜22:30(21:30LO) 水・木曜休
URL:http://usaginonedoko.net

  
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