トーベ・ヤンソン巡回展、最後は大阪

2015.7.14 15:08

トーベ・ヤンソン《絵本「ムーミン谷へのふしぎな旅」挿絵》1977年 タンペレ市立美術館ムーミン谷博物館蔵 © Moomin Characters ™

(写真3枚)

ムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソンの生誕100周年を記念し、今までの4会場で既に15万人も動員した巡回展『生誕100周年 トーベ・ヤンソン展~ムーミンと生きる~』が、いよいよ7月25日に「大阪あべのハルカス美術館」(大阪市阿倍野区)へ。

ムーミンはもちろん、画家として優れた才能も観賞できるのが今回の魅力です。幼い頃から画家を目指した彼女は、風景画、抽象画など晩年に至るまで多彩な作品を残しています。その力強いタッチ、神秘的な表現力に驚く人も多く、アンケートでは「作者の画家としての実力に裏打ちされた、力強い背景が(ムーミンには)あるのだと思いました」との声も。

トーベ・ヤンソン《自画像》 1975 年 個人蔵 © Tove Jansson Estate
トーベ・ヤンソン《自画像》 1975 年 個人蔵 © Tove Jansson Estate

また、15歳でデビューを果たした風刺雑誌の挿絵(この中でサインの代わりに描いていたキャラクターが後のムーミン!)、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』の挿絵などにも、トーベ・ヤンソンの世界観がたっぷり生かされています。また会場には、彼女がパートナーと夏を過ごした孤島の小屋「夏の家」の再現モデルも展示、どんな環境から彼女の創作意欲が生まれてきたのか、想像するのも楽しみの一つ。

今回は彼女の故郷フィンランドで国を挙げて開催された大回顧展を日本向けにアレンジしたもので、これだけ多種多様な彼女の作品が一同に会することはもうないかも。また期間中の8月9日はムーミンの日(トーベ・ヤンソンの誕生日)、先着101名にポストカードのプレゼントも。人気イラストレーター祖父江慎がデザインを手掛けた展覧会図録をはじめお楽しみの限定グッズもお楽しみに。

取材・文/浅野はるか

『生誕100周年 トーベ・ヤンソン展 ~ムーミンと生きる~』

期間:2015年7月25日(土)~9月27日(日) ※月曜休(8/10、17、9/14、21は開館)
場所:あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16F)
時間:10:00~20:00(土日祝日は~18:00、但し8/8、9、15、16は~20:00、最終入館は閉館の30分前) ※8/24は『親子で楽しむこどもDAY』を開催(10:00〜18:00)
料金:前売1,000円、大・高校生600円、中・小学生300円/当日1,200円、大・高校生800円、中・小学生500円 
電話:06-4399-9050(あべのハルカス美術館)

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