パティシエとタッグ、あんこの革新
2015.6.17 20:26

切り通しに佇む店は、築75年の町家をリノベート
(写真5枚)
創業から42年、全国で60店舗も展開するおはぎと鯛焼きで有名な「サザエ」が、京都・祇園に”あんこ”の新しい展開を目指す「あのん」(京都市東山区)を6月22日にオープンします。メニューはすべて餡尽くし、パティシエとのコラボで洋のエッセンスも取り入れた、新たな組み合わせに注目です。
「あんこは和菓子にとって欠かせない食材。と、同時にパンやパフェと洋のメニューとも相性の良い、懐の深い食材なんです。和食が無形文化遺産に登録されて注目が集まる中、あんこも世界に通じる食材になって欲しいんです。今回、登場するメニューに合わせて一つずつ炊き方も変えています」と、熱い想いを語ってくれたのは今回のお店を手掛ける2代目の戸島陽平さん。

「ただ、最近は若い世代の和菓子離れを感じており、洋菓子ともっと組み合わせていくことで、幅広い世代にも楽しんでもらえたら」と、パートナーに選んだのは、大阪の新進気鋭のパティスリー[Seiichiro, NISHIZONO]の西園誠一郎シェフ。マカロン生地でサンドした”あんまかろん”、マスカルポーネチーズクリームと組み合わせた最中”あんぽーね”など、意外な組み合わせを提案した西園シェフは、「和菓子は油を使わないのですが、洋菓子は生クリームやバターなど油を使うもの。組み合わせることによって食感が軽くなったり、口溶け感が変わってくるので、大変ながらも楽しかったです」とかなり試行錯誤した模様。はたして、今後はどんな組み合わせが楽しめるのか、あんこ好きにとっては見逃せない1軒となりそうです。
取材・文/いなだみほ
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