奈良のバーでカクテルの魅力と歴史を
2015.6.26 14:47

2015年度『ワールドクラス』大会で6月に、日本No.1バーテンダーの座を獲得した金子道人さんがオーナーを務める[Lamp Bar(ランプバー)]が近鉄奈良駅から徒歩数分のさくら通り沿いに。地元の人を中心に、その空間が評判になっています。

「お酒はもちろん、音楽、道具、インテリアなど、ここで過ごしてもらうための時間をすべてコーディネートするのがバーテンダーの仕事だと思っています。そこで、僕にしか出せない金子ワールド、世界の人が来てもすごいと思ってもらえるお店を目指しました」と、今年の1月の移転を機にさらに磨きをかけた空間は、まるで時代も国もトリップしたかのよう。

料金の目安はジントニック1,000円、チャージ500円
料金の目安はジントニック1,000円、チャージ500円画像一覧

イギリスのヴィクトリア朝、フランスのアールヌーヴォーといったさまざまな時代のアンティークで装飾し、奥の壁にはトランクが積み上げられ、落ち着いた照明の中、センターには金色の蒸留器が燦然と輝きを放っています。「蒸留器からお酒が生まれ、よその国に伝えられ、カクテルとしてまた新しい形を生み出す・・・お酒の面白さを伝えていけたらと思っています」。

また、ドアがどこにあるのか一見分からない小さな部屋も奥に。こちらはアメリカの禁酒法時代、表向きは散髪屋といった普通のお店にも関わらず、隠し部屋に入ると自由にお酒が飲めるスピークイージーという部屋をイメージしたもの。「当時と同じスタイルでできたらと思ったのですが、それではさすがにバーだとは分からないので。アメリカの禁酒法時代に生まれたカクテル(お酒ではなくジュースと見せかけるため)へのリスペクトとして作りました」と、カクテルへの愛があふれているのです。

こちらは、「お酒がそんなに強くなくて、甘めのもの」とオーダーして登場した、アップルティーサワー。卵白を使ってフワフワの食感!
こちらは、「お酒がそんなに強くなくて、甘めのもの」とオーダーして登場した、アップルティーサワー。卵白を使ってフワフワの食感!画像一覧

「NYのバー業界のトップクラスの、[PDT]のジム・イーハンに出会って、海外のスタイルを理解し、最近ようやく僕は、僕のスタイルでいいんだと思えるようになりました。ここ奈良から世界へと発信できるカクテルを作りたいと思っています」。今は8月にアフリカで開催される世界チャンピオンに向けて開店前と後に各3〜4時間、休みの日も12時間以上の猛練習中。奈良から世界を目指す、カクテルの魅力をぜひこの空間で堪能して。

ランプ バー

住所:奈良市角振町26 いせやビル104号
時間:17:00〜26:00(日曜は〜24:00)
電話:0742-24-2200
※2015年の8月大会前は不定期での休みあり

  
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