走るホテル「瑞風」、2017年に出発

2015.3.20 19:03

JR西日本が発表した寝台列車「瑞風」

(写真7枚)

3月12日で引退したトワイライト エクスプレスのイメージを引き継ぐ、新たな寝台列車「瑞風」の運行をJR西日本が発表しました。

2017年春からの運行を目指す新たな寝台列車の名前は「トワイライトエクスプレス 瑞風」。「美しい日本をホテルが走る」をテーマに、京都や松江、出雲、宮島など、歴史や文化豊かな京阪神および山陽、山陰を走ります。

そんな[瑞風]の車両編成は、1両1室の客室車1両、1両3室の客室車5両、食堂車1両、ラウンジカー1両、さらに列車の先頭と後方にオープンエアデッキなどの展望スペースを設けた2両が連結する定員30名の10両編成。なかでも列車にひとつしかない、1両1室の最高級客室はバスタブ付きのバスルームや世界初のプライベートバルコニーを完備。海外でも類を見ない贅沢な列車です。

そしてスペシャルな列車を支えるプロデューサー陣にもご注目。列車のインテリアは「京都迎賓館」など多くのホテルを手がける建築家・インテリアデザイナーの浦一也さん、車両デザインはN700系新幹線のデザインでも知られるインダストリアルデザイナーの福田哲夫さん、そして食事は多くのメディアで活躍するフードコラムニストの門上武司さんがプロデュースし、料理は料亭「菊乃井」三代目主人の村田吉弘さん、レストラン「HAJIME」オーナーシェフの米田肇さんが監修。「トワイライトエクスプレスで提供したことのない本格的な和食や自然の恵み豊かな西日本を表現した料理などを、味覚だけでなく、料理の音や香り、あるいは調理する様子といった臨場感を持ってお楽しみいただく予定です」とJR西日本広報担当者。車内でつくられる本格的な和食やフランス料理のコースを五感で楽しめるそう!

列車先頭にはオープンエアの展望デッキが
列車先頭にはオープンエアの展望デッキが

日本海などの車窓からの眺め、車内で調理するこだわりの食事、スイートルームやラウンジカーといった充実の設備など、長年愛されたトワイライトエクスプレスの魅力を継承する「瑞風」。「美しい日本に触れていただくという列車のコンセプトは、海外の方にも評価していただけるのではと考えています。また、できるだけ多くのお客様に鉄道の旅を通じて美しい日本を再発見していただきたい」とJR西日本広報部。運行の途中では沿線の立寄り観光やその土地の食材を盛り込んだ食事なども予定。列車の旅をより楽しめる見事な仕掛けが随所に散りばめられる予定です。

取材・文/佐藤良子

「トワイライトエクスプレス 瑞風」

通行開始:2017年春
運行エリア:京阪神、山陽、山陰
動力方式:ハイブリッド方式
客室:2クラスの客室、定員30名程度(予定)

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