「白すぎる」姫路城、待望の一般公開

2015.3.26 12:30

国宝・世界文化遺産「姫路城」

(写真3枚)

約5年の歳月をかけた「平成の大修理」を終え、新たに生まれ変わった国宝・世界文化遺産[姫路城]。ついに3月27日から一般公開がスタートします。

2014年6月から姿を現し、「白すぎる・厚化粧」だとネットでも話題になりましたが[姫路城]は別名「白鷺(しらさぎ)城」。元から白を基調とした城でもあり、今までは白い漆喰にカビが生え、黒ずんで見えていたとのこと。改修工事では屋根にも白い漆喰(防カビ強化剤)を塗り、3~5年はカビが生えないようにしていることから、今が本来の姿とも言えるでしょう。

外壁
外壁

修理を施したのは外壁だけではなく、「大天守」内部ではスマホ(端末)を特定のポイントにかざすと、当時の城下町や城兵の合戦の様子が楽しめるAR技術を採用。Wi-Fi環境も整っているので「姫路城大発見アプリ」をダウンロードし、ARも楽しんで!
「大天守」内部も見所満載ですが、何よりどのくらい”真っ白な城”かを自身の目で確かめて下さい。3月27日~5月10日までは混雑が予想されることから、「大天守」の入場を1日15,000人と制限。入場は先着順となっているのでお早めに!

取材・文・写真/宗久篤司

「姫路城」

2015年3月27日(金)から一般公開
住所:姫路市本町68
時間:9:00~16:00(閉門は17:00)※3/27~4/12・4/29〜5/10は8:00~・4/13~28は8:30~
料金:大人1,000円、小人300円
電話:079-285-1146(姫路城管理事務所)
※3/27(金)~5/10は「大天守」入場制限あり

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