『Lmaga.jp』の連載「よう知らんけど日記」でもおなじみ、芥川賞作家の柴崎友香さんが、気鋭の若手建築史家の倉方俊輔さんと11月12日（水）に「リーガロイヤルホテル」（大阪市北区）でトークショーを行います。

大阪の楽しみ方は食べることだけではないと、２人が大阪の街を見て歩き、目の前にある建築を語る、書籍『大阪建築　みる・あるく・かたる』（京阪神エルマガジン社刊／10月発売）。中では、「日本銀行大阪支店」や「大阪市中央公会堂」などの近代建築をはじめ、「梅田スカイビル」や「大阪ステーションシティ」といった最先端のビル、はたまた「純喫茶アメリカン」の派手な内装まで、大阪ならではの建築物を紹介しています。梅田や天王寺など６つのエリアの建築物を見て回るお散歩マップとともに、その歴史や背景を語るスタイルは、これまでと違った大阪観光ガイドとしても重宝しそう。

今回のトークショーでは、80周年を迎える「リーガロイヤルホテル」の建築としての見どころを書籍の番外編として解説。取材秘話を交えながら、見慣れた建築の知られざる魅力を引き出してくれるはず。建築好きに限らず、参加すれば大阪の魅力を再発見できるかも。