今ではすっかりおなじみの光景となった、「本屋で買える雑貨たち」。その本×雑貨スタイルのパイオニアであり、雑貨セレクトショップ「アンジェ」なども手掛ける「ふたば書房」が新たにプロデュースしたのが、京都・嵐山に８月６日にオープンした「本と雑貨があるカフェ Tutti（トゥッティ）」（京都市右京区）だ。

ＪＲ嵯峨嵐山駅前の「全国手話研修センター・コミュニティ嵯峨野」が、地元の人はもちろん、障がい者や観光客の誰もが楽しめるスペースとしてリニューアルした「ホテルビナリオ 嵯峨嵐山」。クラシカルな欧州調の内装となった施設の象徴となるのが、この「本と雑貨があるカフェ Tutti」なんだとか。これって･･･売り物？　と迷ってしまうほど、美しくレイアウト＆セレクトされた雑貨棚には、京都らしい和小物・和雑貨がスタンバイ。壁にはアウトサイダー・アートや地元の幼稚園児らの作品が定期的に展示され、書籍コーナーには京都のガイドブックや絵本が飾られるなど（もちろん、購入ＯＫ）、「ふたば書房」ならではのセンスはここでも健在だ。

地元住民・障がい者・観光客が分け隔てなく･･･という難しいコンセプトながら、雑貨好きの女子のココロをつかむこと間違いなしのカフェスペース。嵐山に行った際にはぜひ寄ってみて。