Q10なカノジョ 第19回 東京女子流

2014.5.27 12:00

Q10なカノジョ 第19回 東京女子流

(写真12枚)

映画・音楽・舞台・アート・・・関西の気になるカルチャーニュースで見つけた、かわいいあのコに、Q10(キュートと読んでネ)=10のQ(質問)を尋ねる連載シリーズ。第19回は、映画主演デビューを飾った東京女子流の、大阪出身のメンバー2人!

「怖くて、ほぼ見られへんかった(笑)」

Q1 主演映画『学校の怪談 呪いの言霊』が公開中ですが、出演オファーを聞いたときの感想は?

彩乃 「学校の怪談はすごく有名なので、それを演技をしたことのない私たちにお話が来たのが驚きでしかなくて。私たちにできるのか・・・かなり不安でした。しかも私たち、女子流が主演なので」
友梨 「メンバー全員が主演って、なかなか無い機会なのでうれしかったです。5人ともそれぞれの役でしっかりできたんじゃないかなって今は思ってます」

Q2 メンバー全員高校生となりましたが、普段の学校生活でも怖い話などで盛り上がったりしますか?

友梨 「女子流では、みんなで怖い話の動画を観たりしてます。メンバーの(山邊)未夢が一番怖い話を持っていて。未夢のお母さんが霊感あるみたいで、よく金縛りに遭うらしいんですよ! あと、このホラー映画をやらせてもらって、メンバーの怖い体験とかよく質問されるので、最近よく聞いてますね」

Q3 映画出演は、山戸結希監督の『5つ数えれば君の夢』(2014年3月)に続いて2作目ですが、女優業はいかがですか?

友梨 「演技なんてやったことのない5人だし、しかも、他の共演者の方はプロなので、そんななかでできるのかな? 迷惑かけないかな? って不安ばっかりだったんですけど、やってみたら楽しくなってきて。ホントにいい経験になりました」
彩乃 「演技はもともと好きだったんですけど、まさかやる機会があるとは思ってなくて。でも、またやりたいって気持ちにもなったし、一緒に共演してくれた方たちの演技を見て、同じように上手くなりたいなとも思いました」

Q4 監督はこれまで数々のホラー作品を手掛けた落合正幸さんですが、監督の印象は? また撮影はどんな感じでしたか?

友梨 「監督はとにかく背が高かったです。第一印象では、厳しい方なのかなって思ったんですけど、話すとすっごいやさしくて。撮影中はちゃんとご指導いただけるんですけど、休憩中はすごくやさしくて、プライベートの話とかもいっぱいしました」
彩乃 「私が壁の裂け目を覗いて、向こう側に自分が見えてというシーンを撮るとき、こうやってみたら?って監督が直接演技指導してくれたんですけど、その演技がめっちゃ怖くて! 頭に焼き付いて離れませんでした」

Q5 ステージ上とは異なり、笑顔をほとんど封印した作品となりましたが、撮影中はどんなムードでしたか?

友梨 「共演者に同年代が結構いたので、撮影しているとき以外はわいわい楽しくやってたんですけど、みなさん切り替えがすごくて。いざ撮影始まるとプロの顔になって、そのギャップに圧倒されました」

Q6 本業であるダンス&ボーカルグループ、東京女子流の活動にプラスになることはありましたか?

友梨 「私は感情を入れて表現するのが苦手だったんですけど、今回の映画出演を通して、いろんな表情の作り方、出し方を教わったので、女子流のパフォーマンスにも活かしていきたいなと思います」

Q7 映画の見どころを教えてください。

彩乃 「完成した映画を観たときは、みんなめっちゃ上手いじゃん!って。ビックリしました。友梨と2人で見たんですけど、怖かったよね? ここでこうなるって分かってるのに、めっちゃ怖かった。怖くて、ほぼ見られへんかった(笑)」

Q8 お気に入りのシーンは?

友梨 「私は幽霊と遭遇する率が高い役だったんですけど、保健室のシーンですね。緊張感とかドキドキ感とか、あそこはぜひみなさんに怖がって欲しいです」
彩乃 「個人的には幽霊から走って逃げて、教室に入って未夢を助けるシーンです。私は走るのが苦手で、女子流でも全然走らないですけど(笑)、監督が『全力疾走!』って感じだったので、本気で走りました。そこからの怯えてる表情を見てもらいたいです」

Q9 5月21日には、映画の主題歌でもあるシングル『十字架 ~映画「学校の怪談 -呪いの言霊-」 Ver.~』がリリースされます。背中に十字架をあしらったセクシーな衣装が印象的ですが、今日の衣装は?

友梨 「CDのジャケットで着ている衣装です。ミュージッククリップで着ているのは後ろもパックリ開いちゃってて、今までで一番露出度高いです。(初めて着たとき)あっ、スースーするって(笑)」
彩乃 「めっちゃ恥ずかしくて、最初はみんな隠してましたもん(笑)。最初手こずりましたけど、だんだん慣れてきました」

Q10 その楽曲、パフォーマンスのポイントは?

友梨 「映画の世界観を表している楽曲なんですけど、意味深な歌詞で、イントロもホラー映画っぽく、怖い感じになっているんです。ライブでやるときは盛り上がると言うより、じっくり聴いてもらいたいです」
彩乃 「サウンドも渋めでホラーな感じになっているので、ライブであまり盛り上がるタイプの曲ではないんですけど、女子流のカッコイイ一面を見てもらえる曲になっていると思います」

写真/バンリ 撮影協力/タワーレコード梅田NU茶屋町店

Who is Tokyo Girls’Style?
Q10なカノジョは、どんなコ?

東京女子流(とうきょうじょしりゅう)
2010年1月1日結成。小西彩乃、山邊未夢、新井ひとみ、中江友梨、庄司芽生の5人組ガールズ・ダンス&ボーカルグループ。月2回ペースの定期ライブのほか、コンスタントに活動をおこない、2011年には1stジャパンツアーを敢行。翌2012年発売の2ndアルバム『Limited Addiction』は、全国のCDショップ店員の投票で決まる『レコードショップ大賞』にもノミネートされるなど、音楽的にも高い評価を獲得する。同年12月には、初の日本武道館単独公演を行い、女性グループの最年少記録を樹立(当時)。ダンス・パフォーマンスのクオリティの高さと、アイドルでは珍しいファンキーなサウンドが音楽ファンの間でも話題を呼んでいる。今回登場した2人、小西彩乃(写真左端、ボーカル・リーダー)と中江友梨(写真右から2番目、ステージ・リーダー)は共に大阪出身。

Q10なカノジョには、ここで会えます!

アルバム『Killing Me Softly』
2年連続の日本武道館公演、4回目の全国ツアーを経てリリースされる4thアルバム。映画『学校の怪談 呪いの言霊』主題歌「十字架」をはじめ、Base Ball Bear・小出祐介が作詞曲した『Partition Love』、NHKアニメ『はなかっぱ』のエンディングテーマ曲「ちいさな奇跡」、ニュージャックスウィングで聴かせる「運命」など、全14曲を収録。
2014年6月4日発売/エイベックス

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