Q10なカノジョ 第18回 吉澤嘉代子
2014.3.27 12:00

映画・音楽・舞台・アート・・・関西の気になるカルチャーニュースで見つけた、かわいいあのコに、Q10(キュートと読んでネ)=10のQ(質問)を尋ねる連載シリーズ。第18回は、幼い頃は「魔女修業」に勤しんでいたというシンガーソングライターのカノジョ!

写真/渡邉一生

魔女修業してたから、変な子だったかな

Q1 まずは生年月日と出身地を教えてください。

1990年6月4日生まれ、埼玉県川口市出身です。双子座です。

Q2 小さい頃はどんな子だった?

5歳の頃に、あぁ、もう5年も生きたんだ・・・って思ってたのは覚えてます。当時の友だちは、すごく変な子だったね、と言ってますね。「魔女修業」してたから、そういう風に思われてたんだろうなって。

Q3 ・・・ままま、魔女修業とは?

家が工場をやってたんですけど、その屋上に「イナバ、100人乗っても大丈夫!」みたいな物置があるんですね。そこをわたしのお部屋にして、本を読んだり、おやつを食べたりするのを、魔女修業って思ってました。飼っている犬とおしゃべりしたりとか。

Q4 最初の音楽体験は?

父が井上陽水さんがとっても好きで。家では陽水さんの曲か、父が物真似した陽水さんの曲しか流れてなくて。「白いカーネーション」(アルバム『陽水 Ⅱ センチメンタル』収録、1972年)という曲を歌ったのが一番古い思い出かな。ちゃんとやろうって思ったのは高校生の頃です。軽音楽部に入って、最初はコピーだったんですけど、自分の言葉じゃない歌を歌うのに違和感を感じて。じゃあ、作ってみようと。

Q5 2010年にヤマハ主催の『Music Revolution』全国大会でグランプリ&オーディエンス賞を獲得しましたが、これに出場しようと思ったのは?

その前身のコンテストに応募したんですけど、SNS「MySpace」から投稿できたんです。そしたらオーディエンス賞をいただいて。だったら、次の大会も出てみようって。でも、『Music Revolution』はバンド編成が条件で、サポートを付けるのはダメって言われて。なので、「らりるれりん」という曲をやるために“ヨシザワカヨコとりんりんズ”というバンドを結成しました。

Q6 その「らりるれりん」を収録したミニアルバム『魔女図鑑』でインディーズ・デビューを果たします。それぞれの曲がすごく個性的でカラフルですね。

「らりるれりん」のようなラブリーポップな曲は絶対入れたいと思いつつ、楽曲の幅を見せられる作品にしたいなって。吉澤嘉代子のカタログというか、それぞれの楽曲の雰囲気が違う、混沌としたアルバムにしようと考えてました。

Q7 それとスタイルとして、リアルを歌うのではなく、架空の物語にメッセージを忍ばせる、他とは違うタイプのシンガーソングライターなのかな、とも。

わたしは小さい頃から、小説がすごく好きなんです。小説って、物語の主人公として体験できるじゃないですか。それって、フィクションの中にノンフィクションがあるというか、物語の中に真実があるんじゃないかと考えていて。リアルな描写で聴いてくれる人の心に寄り添うよりも、聴き手が物語を体験できる曲を作りたいなと。

Q8 舞台や登場人物はフィクションだけど、その体験を通してメッセージを伝えるという?

そうです、モチーフですよね。でも、ホントに伝えたいことは別にあるという。自分で書いてる曲でも、決して共感してるわけではなく、自分自身の要素もあるかもしれないですが、わたしの中ではまったく別の感情を持った人格で書いてます。

Q9 言葉遣いもすごく面白いです。「涙の痕」「じれったい夜」「胸の扉」「錆びた鏡」など、その言葉の美しさは、職業作詞家が活躍した昭和の歌謡曲を倣ってきたような印象です。

松本隆さんの詞とかすごく好きですし、もちろん陽水さんも好きです。当時、ニューミュージックと呼ばれた時代の、短い曲の中で輝く歌詞にグッとくるんです。その影響が自分の歌詞には出ちゃってるんだと思います。

Q10 5月にはメジャーデビューも控えています。今後の目標、活動の予定などは?

目標は・・・そうですね、いい人になりたいです。わたしが憧れの人に会ったときに、嫌な人だったら、わたしは悲しいから。会ったときに、「この人の歌を聴いていて良かった」と思える人になりたいです。今はまだまだ、ですから。

Who is Kayoko?
Q10なカノジョは、どんなコ?

吉澤嘉代子(よしざわ・かよこ)
1990年、埼玉県川口市生まれ。父の影響で井上陽水を聴いて育ち、16歳から作詞作曲をスタートさせる。2010年11月、ヤマハ主催のコンテスト『The 4th Music Revolution JAPAN FINAL』に出場し、グランプリとオーディエンス賞をダブル受賞。2013年6月5日、初のミニアルバム『魔女図鑑』をリリース。インディーズ・デビューを果たす。レコーディングには、おおはた雄一、伊藤大地(SAKEROCK)、隅倉弘至(初恋の嵐)、田中拡邦(MAMALAID RAG)、張替智広(キンモクセイ)らが参加。吉澤嘉代子の多面的な才能を開花させ、一躍注目を集める。2014年5月14日に、ミニアルバム『変身少女』でメジャー・デビュー。
公式サイト
公式ブログ

『魔女図鑑』
2013年6月5日発売
YMPCD-6/1,500円
ヤマハミュージックパブリッシング

Q10なカノジョには、ここで会えます!

『トアロード・アコースティック・フェスティバル 2014』
出演:bird、堂島孝平、風味堂、FUNKIST、カミナリグモ、片山尚志(片山ブレイカーズ&ザ☆ロケンローパーティ)、星村麻衣、suzumoku、森恵、泉沙世子、吉澤嘉代子、ほか

日時:2014年4月20日(日)・13:30~
会場:VARIT.、BO TAMBOURiNE CAFE、niji cafe、ARTRIUM、ほか
料金:前売3,500円、当日4,000円(ドリンク代別途要、オールスタンディング/イス席・自由)
電話:078-392-6655(アコフェス実行委員会/VARIT.内)

http://tor-acofes.com/

  
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