山田孝之「パーティ前は観ないで」

2013.9.9 19:00

左から山田孝之、白石和彌監督(6日・大阪市内)

(写真3枚)

死刑囚の告発から、闇に埋もれた殺人事件をジャーナリストが暴き出すベストセラー・ノンフィクションを原作とした映画『凶悪』。その舞台挨拶&先行上映会が6日、大阪「なんばパークスシネマ」(大阪市浪速区)でおこなわれ、主演の山田孝之&監督の白石和彌が登壇した。

「誰にも話していない3つの殺人に関わっています」という死刑囚・須藤(ピエール瀧)からの手紙を託された雑誌ジャーナリスト・藤井(山田孝之)が、『先生』と呼ばれている事件の首謀者・木村(リリー・フランキー)に迫りつつ、事件の真相、そして、人間が抱える心の闇を浮き彫りにするクライム・サスペンス映画だ。

「結構、ドシンとくる作品」と山田孝之
「結構、ドシンとくる作品」と山田孝之(6日・大阪市内)

「みなさん、(上映前の)今はキャーキャー言ってますが、30分後にはドーンとなっていると思います。結構、ドシンとくる作品ですけど、社会が抱えている問題がいっぱい詰め込まれている作品となっているので、考えるキッカケになればいいなと思います」(山田) 「観た後、スッキリすることはないんですけど、映画の力って、スッキリすることが必要なのかなって思っていまして。今の映画界にはない作品になったかなと。凄惨な事件を描きつつ、エンタテインメント映画を作りました」(監督)

監督は「観た後、スッキリすることはない」とコメント
監督は「観た後、スッキリすることはない」とコメント(6日・大阪市内)

日本映画界きっての若手俳優・山田の存在はもちろんだが、ピエール瀧、リリー・フランキーの狂気に満ちた演技、そして、「芝居をやってて楽しかった。興奮しました」と山田が評する池脇千鶴の名演は、ぜひとも劇場のスクリーンで観たいところだ。

「あくまでフィクションとして、映画として面白いんですが、パーティとかの前は観ないでください」(山田)という映画『凶悪』。公開は9月21日から上映される。

映画『凶悪』

2013年9月21日(土)公開
監督:白石和彌
出演:山田孝之、ピエール瀧、リリー・フランキー、池脇千鶴、ほか
配給:日活 R15+

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