４月７日から全国公開される『劇場版 ＳＰＥＣ～天～』。それに先立ち、大阪市北区の「毎日放送」１階ロビーにて『大阪ＳＰＥＣｉａｌ』イベントが４日におこなわれた。

主演の戸田恵梨香、加瀬亮がトークショーのために来阪。戸田演じる当麻同様、白い三角巾で左腕を吊っていたり、加瀬の瀬文と同じよう、紙袋を持っていたり、さらには餃子のかぶり物をしていたりと、それぞれ作品に合わせた衣装を身に着けた熱狂的なファン（一部には朝３時から列を作っていたとか！）が集結。その高いテンションに２人は驚きつつも喜び、映画について思い入れたっぷりに語った。

「気持ちとしてはすでに公開されているのでは!?　と思うくらい高まってきています。私が演じた当麻の演技は『いかにだらしなく演じるか！』が一番のポイントでした。猫背で立ったり、足を開いて座ったり…日常でも出てしまっているかもしれません。ドヤ顔も特徴なんですが、思い切りやったら監督に『原形をとどめていないからＮＧ』なんていわれたことも。難しかったシーンは『ハラヘリヘリハラ、田原俊彦です！』というギャグシーン。ＹｏｕＴｕｂｅをみて何度も練習しました。ぜひ１００回観てください！」（戸田）

「大阪は来るたびに温度が高くて、ファンのみなさんの声を聞くことが励みになります。普段僕はテンションが低いので、監督から急かされたりしてちょっとイラっとすると、そういう小さな怒りをためて本番のキレ演技に生かしていました（笑）。思い出深いのは餃子鍋のシーンです。鍋に頭をつっこまなくてはいけなくて、衣装の替えもなく、１回のチャンスだったのに戸田さんが笑ってしまって大変でした（だって、加瀬さんの頭が小さすぎて！と戸田さんからツッコミが）。みなさん、ぜひ楽しみにしていてください」（加瀬）