占い

カメリア・マキの魔女占い

Profile

カメリア・マキ・ダークムーン

『SAVVY』誌では創刊時よりホロスコープを担当。アメリカで魔女学を修め、当時の全米魔女協会より魔女名・Darkmoonを受けた日本人初の魔女。池袋コミュニティカレッジで魔女学の講師を務めた後、現在北海道でカルチャースクール講師、弟子の養成にあたる。著書に『魔女のメッセージ』などがある。

魔女の近況2020.6.10 Update

間もなく夏至。昼が一番長い日が近づくと、緯度が高いこの地域では、夜明けがとにかく早い。東京のノリで夜中過ぎまで仕事をしてしまうと、午前2時を回れば、空に星が消え始め、3時になるともう夜明けの青空。こういう生活をしていてはいけないと、あわてて寝る用意をしたことが何度あったやら。昼間は30度近くなる日も出始めたこの時期、薄めのダウンを羽織って出かける夜明け前の散歩は、息が止まるほどの清冽な空気が、花の香で満たされ、何とも言えない清々しさ。川の近くまで歩くとときどき会うキツネやタヌキ。郊外では、シカにハクビシン、ミンクやアライグマに会えるところもあるらしい。でも、これから実りを迎える野菜や果物を育てている農家では、彼らは作物を荒らす「害獣」なのだとか。広い庭のあるお家では、プロ級の家庭菜園を作っていらっしゃるところもあり、昨年は札幌で、食べごろに実ったトウモロコシを漁りにクマが住宅地に出没し、「野菜を取り入れてしまえばクマは山に帰る」「いや、もう少しで収穫だから今取り入れは出来ない」と議論が起こり、結局危険動物として駆除されてしまった顛末を思い出します。もともとは自然と野生動物の世界だったこの土地に、人間が住み着き、開拓するようになってから100年と少し。便利さを求めて破壊した自然や、絶滅させた動植物は、もう元には戻らない。先が見えない時代と人間は不安を感じるけれど、季節は確かに回り、自然は変わらずそこにある。ほどよい距離を保ちつつ、共存して行く道はないのかと、目の前を横切るキツネを見ながら考えてしまいます。

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

人気記事ランキング人気記事ランキング

写真ランキング

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本