座席が上下する京阪車両、車内で観覧

2016.8.24 16:00

今回、車内からの観覧会が行われる5000系

(写真1枚)

京阪電気鉄道(本社:大阪市中央区)の京阪本線・鴨東線・中之島線を走行する5000系が誕生45年を迎えるにあたり、記念イベントを開催。8月28日には、座席が上下する珍しい車両の『5000系座席昇降実演観覧会』が「中之島駅」で行われる。

通常は3扉だが、ラッシュ時には座席を格納して扉を増やし、乗降をスムーズにするユニークな5扉車となる5000系。その運行開始は1970年12月で、現在都内で見られる多扉通勤電車の元祖にあたる。座席の格納は、当初からシートそのものが上下する大がかりな機構を導入し、鉄道ファンのみならず地元でも人気の車両。同社のツイッター公式アカウントで動画を配信した際、SNS上でも話題となった。

昇降は主に車庫内で行われているが、今回のイベントではホームからに加え、特別に車内からも見学ができる。中之島駅3番線で14時から30分ごとに4回開催。車内からの見学には整理券が必要で、同日中之島駅で販売されるオリジナルグッズ購入者の先着160名に配布される。改札内に入場していれば、ホームからの観覧は自由。

『5000系座席昇降実演観覧会』

日程:2016年8月28日(日)・14:00から30分ごとに4回実施
会場:京阪電車 中之島駅(大阪市北区中之島5-3-50)
料金:無料(別途改札内への入場料など)
電話:06-6945-4560(京阪電車お客さまセンター)

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