SAVVY Editor’s Note

おうちで3分トレッキング #4

2020.4.30 11:45

カテゴリ:おうちで3分トレッキング

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は trekking2-2-1024x740.png です


山ガールなる言葉が流行りました。
コミック『山と食欲と私』も人気ですね。
(主人公は、山ガールではなく
単独登山女子と言ってますが)
山に行ってみたい、行ったら気持ち良さそう。

でも、道具をそろえたり、
技術を習得したりしなければいけません。
天候にも左右されるし、なかなかリスキーな場所。
(特に今は、Stay Home)

なので、
おうちでトレッキング気分を。準備も計画もいらない、
約3分の妄想登山へ出かけましょう。




シーズン1/穂高連峰

#4
涸沢〜
北穂高岳

第1シーズンは、
一番人気の北アルプスのメイン・穂高連峰へ。
高山植物が咲き誇る涸沢カールを経て
日本第3位の高さを誇る奥穂高岳、北穂高岳、涸沢岳へ。
穂高連峰の登山ベース・涸沢を出発。
いよいよ3000mの世界へ、まずは北穂高岳を目指します。


登り始めから、ぐいぐいと標高を上げます。
宿泊の涸沢ヒュッテが、もうだいぶ下に見えます。
涸沢より上は、ヘルメットをつけましょう。
きちんと登山用を。
たまに自転車用をつけている人がいますが、
まるで用途が違うので意味をなしませんので。


ミヤマアキノキリンソウでしょうか。
高山は、夏が短いので一気に咲きほこります。


急峻な岩場が続きます。
はしごを登って行く場面もしばしば。
「ここ注意、大事なところ」を、登山用語で、
「核心」と言います。
難所と、思っていただければいいです。


だいぶ標高が上がってきました。
早朝に出発したのですが、
お日様も、気温も上がってきました。
涸沢ヒュッテが、小さく見えます。
カール状の地形がよくわかりますね。


ハイマツに混じって、シナノキンバイが咲いています。
ハイマツとは、高山に生えている松ですね。
high松ではなく、這い松です。
風雪の厳しい場所なので這いつくばるように生えています。


北穂高小屋が見えてきました。
一番高くなっているところの向こう側が山頂です。
森林限界を超えたので、ほぼ岩の世界に突入です。


おや? なにか動きましたよ。


雷鳥がいました。夏毛で、保護色になっています。
絶滅の危機に瀕している天然記念物なので
脅かさないように。
キュートなビジュアルに反して鳴き声がイカツイので、
逆に驚かされます。
(オスの場合。ギョエエエエエエみたいな鳴き声です)


北穂高岳の直下にやってきました。
あと200mですが、
ゴツゴツした岩場が続くので油断は禁物です。
200mに意外と時間がかかります。


北穂高岳山頂につきました。3106mです。
奥穂高岳側を見ています。
赤い人の下の方に涸沢ヒュッテがあります。
北穂高岳の山頂は、そこそこ広いです。


ぐるっと180度、体をひねれば槍ヶ岳が遠くに見えます。
その名の通り、とんがってますね。
リッジをたどっていけば槍ヶ岳にもいけますが、
大キレットと呼ばれる難所が控えています。
気軽にはいけないルートです。





次回は、奥穂高岳へ向けて縦走します。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

  • LINE

SAVVY編集室 関西のかわいい! おいしい! を追いかけるマガジン。スイーツ、ランチ、お買い物、そしてたまに贅沢な晩ごはんも。京阪神を西へ東へ(ときおり遠くへ旅にも出ます!)、編集部が探して見つけてきた楽しいコトを、ギュッと詰めてお届けします。そんな編集部の、オモテガワからウラガワまでをチラっとお見せします。SAVVYは、毎月23日発売です。

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

SAVVY編集室 関西のかわいい! おいしい! を追いかけるマガジン。スイーツ、ランチ、お買い物、そしてたまに贅沢な晩ごはんも。京阪神を西へ東へ(ときおり遠くへ旅にも出ます!)、編集部が探して見つけてきた楽しいコトを、ギュッと詰めてお届けします。そんな編集部の、オモテガワからウラガワまでをチラっとお見せします。SAVVYは、毎月23日発売です。

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本

ピックアップ