SAVVY Editor’s Note

おうちで3分トレッキング #3

2020.4.29 11:00

カテゴリ:おうちで3分トレッキング

山ガールなる言葉が流行りました。
コミック『山と食欲と私』も人気ですね。
(主人公は、山ガールではなく
単独登山女子と言ってますが)
山に行ってみたい、行ったら気持ち良さそう。

でも、道具をそろえたり、
技術を習得したりしなければいけません。
天候にも左右されるし、なかなかリスキーな場所。
(特に今は、Stay Home)

なので、
おうちでトレッキング気分を。準備も計画もいらない、
約3分の妄想登山へ出かけましょう。


シーズン1/穂高連峰

#3
涸沢ステイ


第1シーズンは、
一番人気の北アルプスのメイン・穂高連峰へ。

高山植物が咲き誇る涸沢カールを経て
日本第3位の高さを誇る奥穂高岳、北穂高岳、涸沢岳へ。
穂高連峰の登山ベース・涸沢に到着。
いよいよ3000mの世界へ、と予告しましたが、
せっかくなので、涸沢をちょっと散策しましょう。

本日の宿泊地、涸沢ヒュッテ。
日本屈指の大規模な山小屋です。
涸沢には、もうひとつ涸沢小屋という山小屋があります。
(後で出てきます)


涸沢ヒュッテには、テラスがあります。
そこでみんなくつろぎます。傍らには、吹き流しが。
この吹き流しを見て、ホッとする登山者も多い
(しらんけど)。
奥に見えるのが涸沢小屋。その上が北穂高岳です。
でも、ここから山頂は見えてません。


ちょっと遅めのお昼ごはん。
カレーは、いつも美味しい。
涸沢ヒュッテの名物は、おでんと生ビール。
こんな山の上で、生ビールがいただけるんですよ。
すばらしい。


テラスから見上げた奥穂高岳。
雲に隠れて見えませんね。
右の雪渓を登りきったところのコルに
(コルとは、山脈が低くなったところを言います)
穂高岳山荘の屋根がチラっと見えます。
あのあたりが3000mの世界となります。
(山荘の標高は2996m)


一般ルート(いわゆる普通の登山者が登る道)には、
こうやって目印がペンキで描いてあります。
○をたどっていけば、目的地につくという塩梅。
逆に、こっからさきは行くな! には
✖︎と描いてあります。
ちなみに一般ルートに対するのは、
バリエーションルートです。


のんびりしていたら、スッキリと晴れました。
山の天気は、めまぐるしく変わります。
明日は北穂高岳に向かって、
涸沢小屋の横からガツンと登ります。


テント場、略してテン場(テンバ)。
ト、しか略してないやんけと言わずに。
山では少しでもコンパクトに。
GWや、紅葉の時期は、みっちりとテントが並びます。
GWは、一面雪ですが。


涸沢小屋までお散歩してみました。
涸沢ヒュッテが一望できますね。
11月から4月までは、深い雪に覆われるので、
雪崩で小屋が吹っ飛ばないように、
くぼみに張り付くような建物になっています。
(テラスは解体して小屋の中に格納)


涸沢が登山ベースとなり、大きな小屋が2つもあるのは、
この大きな雪渓があるから。
山では貴重な水を確保できるからなんですね。
雪渓のまわりは、落石がとても多いので近づかないように。
遠目には小さい石のようでも、
人より大きな岩が落ちてくることもあります。


夜になると、もちろん真っ暗。
テントの光が綺麗です。空を見上げると、
すごい数の星が見えます。
山に囲まれているので、街の光が入ってこない。
明日の朝もはやいので、おやすみなさい。





次回こそ、いよいよ3000mの世界へ。


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