テーマパーク「アドベンチャーワールド」（和歌山県西牟婁郡）で、ジャイアントパンダが生まれたニュースは、コロナ禍でも希望が持てる明るい話題でした。生後１カ月を迎えた１２月２２日にアドベンチャーワールド 公式（@aws_official）が「誕生当初、『オス』と発表しておりましたが『メス』であると判明いたしましたので、お知らせいたします。」とツイート。元気いっぱいに動く赤ちゃんの動画が毎日投稿され「かわいい～！」と多くの人が見守っています。
　そんな祝福ムードにつつまれるアドベンチャーワールドからほど近い「白良荘グランドホテル」の宿泊プランを紹介したツイートが話題になりました。ツイートしたのは、旅とグルメを紹介するライターの旅人間（@tabininngenn）さんです。

なんと！パンダのぬいぐるみがもらえる。
南紀白浜、白良荘グランドホテル「赤ちゃんパンダ誕生記念 特別宿泊プラン」
このプランで申し込むと、赤ちゃんパンダの生後6か月ほどの大きさの「パンダのぬいぐるみ」が部屋でお出迎え、そして持って帰れます。https://t.co/Ql13HmmjQa pic.twitter.com/7oZFdDXdMM

— 旅人間 (@tabininngenn) December 13, 2020

「なんと！パンダのぬいぐるみがもらえる。
南紀白浜、白良荘グランドホテル『赤ちゃんパンダ誕生記念 特別宿泊プラン』
このプランで申し込むと、赤ちゃんパンダの生後6か月ほどの大きさの『パンダのぬいぐるみ』が部屋でお出迎え、そして持って帰れます。」
　一緒に投稿された写真には、座卓に置かれたお茶菓子の前に、なんだか渋い表情で座るパンダのぬいぐるみが（笑）。リプや引用ツイートには、
「いい思い出になりそう」
「うおぉおおーい！お部屋で待ってくれてる姿可愛すぎぃーーー！！！」
「うちの6ヶ月の息子と並ばせたい」
「かわいい…ほしい」
「サイズは6カ月、たたずまいはおっさん…　なんかかわいいｗ」
「かっ…かわゆい　しかも持って…帰れるだと？」
とみなさん、興味津々です。

あらためて旅人間さんに、このプランのおすすめポイントを聞いてみたところ、「祝福ムードの中で生後6ヵ月くらいの大きさのパンダぬいぐるみがもらえる宿泊プラン。シンプルに最高じゃないでしょうか。しかも、受付で手渡しされるのではなく、お部屋でお出迎えしてくれる。チェックインし、部屋に入るまでのドキドキ感。出会った瞬間のトキメキ、ここが最大のおすすめポイントだと思います」。また話題になったことについては「この企画は、パンダを愛する人目線のプランであり、それが多くの方の共感を得たのだと思っています」と話してくれました。
　こちらのぬいぐるみは、アドベンチャーワールドで「ひざパンダ　お座り」として販売されているもの。６カ月齢のパンダサイズでほどよい重さがあり、だっこすると飼育員気分が味わえるんだとか。白良荘グランドホテルの広報担当者さんに聞きました。

──パンダのぬいぐるみプレゼントプランを作ったのは、なぜ？

　アドベンチャーワールドには、今回の赤ちゃんパンダの誕生で７頭のジャイアントパンダが暮らしており、白浜の象徴となっています。「地域の価値で、未来を変えていく。」をブランドステートメントに掲げる当社は、白浜の魅力である“ジャイアントパンダ”の赤ちゃんの誕生を心から祝福しています。ご宿泊の皆様にもこの想いをお届けいたしたく、思わず表情がゆるんで、ほっこりとするこのぬいぐるみを、お客様へのプレゼントとするプランをご用意いたしました。

──確かにほっこりしますね。写真のように部屋でお出迎えしてくれるのですか？

　写真はイメージですが、実際にお部屋でお菓子を目の前に座ってお客様をお待ちしております。ただし、客室に湯呑みはございますが、パンダの前には置いていません。

──パンダが待っていてくれるなんて旅が盛り上がりそうです。１月３１日までのプランなんですか？

　GoToトラベル時期にあわせて終了を予定しておりますので、GoToトラベルが延期された場合は、本プランも延期されます。万一GoToトラベルが延期されなかった場合は、お客様の反響状態にもよりますが、料金を変更し、プラン延長も検討いたします。

──とっても話題になりました！

　この宿泊プランがTwitterで話題になっていると知り、Twitterを見てみましたら、「かわいい」や「癒される」などたくさんのコメントを拝見し、とても嬉しく思います。新型コロナウイルスに関するニュースが多いなか、このパンダのぬいぐるみが少しでも皆様の癒しになっていただければと願っております。

■白良荘グランドホテル　http://www.shiraraso.co.jp/
■旅人間さんのパンダ付き特別プランの案内記事　https://www.travel.co.jp/guide/article/41335/

取材・文／太田浩子

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