フェルメール展の“カフェ難民”救う、大阪・中之島に新店オープン!人気パン&美術展ドリンクで【連日完売】

3時間前

「中之島クロスカフェ」店内の様子。隣接する「大阪中之島美術館」で開催中の『フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展』に合わせたディスプレイも(9月7日撮影/Lmaga.jp)

(写真11枚)

『フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展』で盛り上がる「大阪中之島美術館」(大阪市北区)。そのすぐ隣に「Nakanoshima Qross Cafe(中之島クロスカフェ)」が、8月27日開店。“フェルメール展効果”もあり、連日完売の盛況となっている。

■ 人気カフェ「KIKI」「foodscape!」の新店

「中之島クロスカフェ」外観(9月7日撮影/Lmaga.jp)
「中之島クロスカフェ」外観(9月7日撮影/Lmaga.jp)

「中之島クロスカフェ」は、大阪・梅田の紅茶&スコーン専門店「TEA ROOM KIKI」や、「大阪府立中之島図書館」にあった「スモーブローキッチン」(現在はうめきた公園へ移転)、大阪・天満橋のベーカリーカフェ「foodscape!STORE」など、数々の大阪の人気店を手がけてきた「エルワールド」が運営する。

「中之島クロスカフェ」にも、系列店の人気メニューが並び、「TEA ROOM KIKI」の紅茶(各660円)や「クリームティーセット」(880円)などが、ここでも食べられる。

レジ横に並ぶ、系列のベーカリーカフェ「food scape!」のパン(9月7日撮影/Lmaga.jp)
レジ横に並ぶ、系列のベーカリーカフェ「food scape!」のパン(9月7日撮影/Lmaga.jp)

「foodscape!」のパンも販売されていて、取材当日は「クロワッサン」(380円)など5種類が並んでいた。添加物を使用しない、手作りにこだわり、なかでも「トリュフ塩パン」(350円)は、口に入れた瞬間、トリュフの芳醇な香りが鼻に抜けて絶品だった。

写真左から「トリュフ塩パン」350円、「アイスコーヒー」550円(9月7日撮影/Lmaga.jp)
写真左から「トリュフ塩パン」350円、「アイスコーヒー」550円(9月7日撮影/Lmaga.jp)
「パン・オ・ショコラ」400円(9月7日撮影/Lmaga.jp)
「パン・オ・ショコラ」400円(9月7日撮影/Lmaga.jp)

コーヒーは、大阪・吹田の「TERRA COFFEE ROASTERS」が監修。生産者にこだわった、鮮度の高いコーヒー豆を自家焙煎し、日本2位を獲得したバリスタが、1杯ずつ淹れていく(「エスプレッソ」シングル・450円〜)。

オープンから約2週間。特に宣伝をしていないのに、連日ほとんどのメニューが完売するほど、多くの人が訪れていると、「TERRA COFFEE ROASTERS」代表・西村さんは話す。特に「ホットサンドイッチ」(2種類・各770円)は、14時頃には完売してしまうため、増産体制を整えたほどだったという。

■ 『フェルメール展』に落選しても…

『フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展』期間限定ドリンク「ブルーパール」1050円。パイナップル、パッションフルーツ、ココナッツにヨーグルトを合わせたスムージー(9月7日撮影/Lmaga.jp)
『フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展』期間限定ドリンク「ブルーパール」1050円。パイナップル、パッションフルーツ、ココナッツにヨーグルトを合わせたスムージー(9月7日撮影/Lmaga.jp)

また、来店した人の多くが注文していたのは、『フェルメール展』をイメージして作られた期間限定ドリンク「ブルーパール」(1050円)だった。

この日訪れた、大阪府在住の女性2人組は「フェルメール展のチケットは無いけど、常設のミュージアムショップにグッズだけ買いに来ました。今は追加抽選の結果待ちなんですけど、ドリンクでフェルメール気分だけでも味わいたいと思います」と話した。

『フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展』のチケットは落選したけれど、気分を味わいに訪れた大阪府在住の女性2人組(9月7日撮影/Lmaga.jp)
『フェルメール《真珠の耳飾りの少女》展』のチケットは落選したけれど、気分を味わいに訪れた大阪府在住の女性2人組(9月7日撮影/Lmaga.jp)

■ “カフェ難民”を救うだけじゃない存在意義

「大阪中之島美術館」周辺は、商業施設や大型カフェが少なく、“カフェ難民”になりやすい場所だった。そこに「コーヒー1杯でも飲める場所を」と誕生したのが、「中之島クロスカフェ」だと、「エルワールド」代表・髙橋さんは話す。

カフェのある「中之島クロス」は、「京都大学iPS細胞研究財団」など、最先端医療を研究する医療機関や企業、スタートアップが入居する未来医療国際拠点。しかし、2024年の開業から2年経つものの、地元・大阪人にはまだあまり知られていない。

「中之島クロスカフェ」が入っている、未来医療国際拠点「中之島クロス」(大阪市北区)外観(9月7日撮影/Lmaga.jp)
「中之島クロスカフェ」が入っている、未来医療国際拠点「中之島クロス」(大阪市北区)外観(9月7日撮影/Lmaga.jp)

そこで、白羽の矢が立ったのが「カフェ」の存在だった。

髙橋さんは「中之島クロスは、人体について研究している素晴らしい施設なのに、大阪の人に知られていません。カフェがあることで訪れる敷居が下がり、中之島クロスの知名度が上がる、橋渡しになればいいなと思っています」と、開店に込めた思いを話す。

「好きなカフェがあるから、大阪に来たいと思ってもらえるような店作りをしたいです。中之島図書館の『スモーブローキッチン』もそうでした。中之島クロスカフェでも、大阪の観光集客に貢献していきたいです」と語った。

「中之島クロスカフェ」の場所は、未来医療国際拠点「中之島クロス」2階で、歩道橋で「大阪中之島美術館」に直結している。住所は、大阪市北区中之島4-3-51。営業時間は10時〜17時。9月27日までは毎日営業し、9月28日以降は日・月曜日が定休日の予定。詳細は公式サイトにて。

取材・文・写真/Lmaga.jp編集部

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